『ゲット・ショーティ』ドラマ版にあの人気コメディアンが出演

『Hey!レイモンド』の主人公レイモンド・バローネ役で知られるコメディアンのレイ・ロマノと、『GIRLS/ガールズ』にトーマス・ジョン役で出演したクリス・オダウドが、米Epixでリメイクされる『ゲット・ショーティ』のTVドラマ版に出演することが明らかになった。米Varietyが報じている。

1995年に公開された『ゲット・ショーティ』は、ジョン・トラヴォルタ演じる映画マニアの借金取立屋が、映画の都ハリウッドでも地元マイアミと同じノリで騒動を引き起こし、対処していく様子が痛快なオフビート・コメディ。エルモア・レナードの原作を『アダムス・ファミリー』シリーズのバリー・ソネンフェルドが監督&製作総指揮を務めた。

全10話構成となるドラマ版は、ネバダ州の殺人犯罪組織で用心棒をするマイルズ・デーリー(クリス)が主人公。マイルズは娘のために映画プロデューサーに転職し、ハリウッド映画でマネーロンダリング(資金洗浄)をしていたが、犯罪組織を去る際に置いてきたはずの裏社会での過去が思いがけず襲ってくることになる。レイは、マイルズのパートナーとなり、彼にハリウッドの世界を教える人気のない三流映画のプロデューサー、リックを演じる。

オリジナル映画にはジョンのほか、ジーン・ハックマン(『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』)やレネ・ルッソ(『マイティ・ソー』)、デヴィッド・ペイマー(『グッド・ワイフ』)などが出演している。デヴィッドは俳優だけではなく、2000年代中頃から、『One Tree Hill』、『スイッチ ~運命のいたずら~』、『メンタリスト』、『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』など数々の人気TVシリーズで監督を務めている。

今作の撮影は今年の秋からスタートし、放送は2017年の夏を予定している。(海外ドラマNAVI)

Photo:レイ・ロマノ
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