10月より米CBSから米CWに"移籍"して再スタートする人気DCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』。このシーズン2ではついに、主人公スーパーガール/カーラ・ダンバース(メリッサ・ブノワ)の従弟であるスーパーマンが登場するが、TVドラマに久々の出番となる最も有名なスーパーヒーローは王道のタイプになるようだ。
ショーランナーのアンドリュー・クライスバーグは米Colliderの取材に対し、「我々のドラマに登場するスーパーマンは、より正統派になると思う。もちろん未熟なところはあるかもしれないが、『SUPERGIRL』のスーパーマンはすでにヒーローとしてある程度の期間、活動しているんだ。だから、スーパーマンとしてもクラーク・ケントとしてもそれなりの知識を持っていることになる。スーパーマンとして12年間活動しているとしたら、クラークになって12年経っているということ。つまり、新聞記者としての働き方も熟知しているはずだ。そこで、漫画の通りに描くのではなく、気に入った要素を取り入れるような形で、クリストファー・リーやジョージ・リーヴスが演じたスーパーマンや、アニメシリーズのロイス(・レイン)とクラークの関係も参考にしているよ」と述べている。
ファンにとって待ちに待ったスーパーマン役には、『ティーン・ウルフ』のタイラー・ホークリンに決まっている。クライスバーグはタイラーを選んだ理由について「スーパーマンを登場させると決めて、適任の俳優はすぐ見つかったよ。クリエイターのグレッグ(・バーランティ)がタイラーの名前を挙げたんだ。会った時、彼はもうスーパーマンだったよ。ルックスだけじゃなくて性格も良く、人に対してオープンで素直で生き生きとしている。彼は一緒にいて心地良く思える人で、それはスーパーマンとして必要な素質だと思うんだ。スーパーマンは自分が完璧にこなせるだけじゃなく、見る人にも何かを成し遂げられると感じさせることが大事なんだよ」と説明しており、まさに理想的なキャスティングだったようだ。
スーパーマンの活躍も気になる『SUPERGIRL/スーパーガール』シーズン2は、米CWにて10月10日(月)より放送開始。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SUPERGIRL/スーパーガール』
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