大人気の犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』やホラーアクション『ティーン・ウルフ』のクリエイターであるジェフ・デイヴィスが、北欧発のヴァンパイア映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のドラマ版を手掛けることが分かった。米Varietyが報じている。
米TNTが製作するこの『Let The Right One In(原題)』は、スウェーデン人作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説「MORSE -モールス-(英題:Let The Right One In)」が原作。同級生からのいじめに苦しむ少年が、同い年くらいの見た目のカリスマ性を持ったヴァンパイアの女の子との友情に癒しを見出していく姿を描く。その少女が謎めいた世話人と一緒に、主人公が暮らす小さな町にやってきたのと同時期に、奇怪な殺人事件が連続して起こる...というストーリー。2004年に出版されたこの小説は、その4年後に国内で映画化され、2010年にはクロエ・グレース・モレッツ主演のハリウッド版リメイク『モールス』も製作された。
デイヴィスは、パイロット版の脚本を執筆。『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』のマーティ・アデルスタインとベッキー・クレメンツ、『モールス』のサイモン・オークスとカール・モリンデル、アレクサンダー・イヴ・ブルナーなどが、デイヴィスとともに製作総指揮を務める。
TNTの編成部門副代表のサラ・オーブリーは、「『Let The Right One In』は、ホラー、復讐スリラー、思春期のロマンスの要素が結びついた、忘れられないようなハラハラする物語です。ジェフ、マーティ、ベッキー、サイモンがこの豊かな物語をドラマとして復活させ、新しい世界を描いてくれることでしょう」とコメントしている。(海外ドラマNAVI)
Photo:クロエ・グレース・モレッツ
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