がんと闘う『ビバヒル』シャナン・ドハティ、化学治療はもうすぐ終了

大人気ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のブレンダ・ウォルシュ役で知られるシャナン・ドハティ。現在がんの闘病中である彼女が、チャリティ番組のレッドカーペットに登場し、まもなく化学治療が終了することを明らかにした。米Peopleが報じている。

夫のカート・イスワリエンコと担当医のローレンス・ピロ医師とともに、『Stand Up to Cancer(原題)』というガン患者を支援するためのチャリティ番組のレッドカーペットに登場したシャナンは、米Entertainment Tonightのインタビューに応え、最近はより"自分らしくなれた"と明かした。「とても興味深くて、ある意味幸せに思えるような機会をもらえたと思うわ。ガンは奇妙なもので、驚かされることもあった。ガンは私をより自分らしくさせようとするし、私自身に触れてこようとするの。私はずっと自分は弱い人間だと思っていたけど、ガンはその後ろにいた自分を引き出してくれた気がするわ」

7月から化学療法をスタートさせたシャナンは、以前Instagramでその治療の辛さを打ち明けていたが、彼女の担当医であるピロ医師は、「彼女はとても頑張っています。これから2、3週間の治療が残っていますが、それが終われば化学療法は終了です」と、間もなく化学療法が終了することを明かした。

シャナンは、「私は今回の番組を見てくれた人に、ガンと闘うためには強くなること、勇気を持って、戦士になることが必要なのだと伝わってほしい。私にとっても、いまガンと闘っている人たち、彼らのメッセージ、物語、愛、そして支えが私の勇気になるの。心から感謝しているわ」と、ガンとの闘いにはすべて"勇気"が必要なのだと語った。

ほかにもシャナンを支えてくれる人たちはたくさんいる。家族、友達、共演者、なにより夫カートが彼女をサポートし続けている。「これまでの結婚はどれも素晴らしいものだったわ。でも今の夫は特別よ」と夫への感謝を伝えると、「僕なんて大したことはできないよ。ただ、彼女が良くなることを願って支え続けるだけしかできないんだよ」と、シャナンへの気持ちを語った。(海外ドラマNAVI)

Photo:シャナン・ドハティ(写真は2016年1月のもの)
(C)Kazumi Nakamoto/HollywoodNewsWire.net