キーファー・サザーランドに続け!? 『ザ・シールド』マイケル・チクリスもアルバムリリースへ

刑事犯罪ドラマ『ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~』の主人公ヴィック・マッキー役で知られる俳優のマイケル・チクリスが、音楽アルバムをリリースすることが明らかになった。米Entertainment Weeklyが報じている。

最近では米FOXの『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』や『GOTHAM/ゴッサム』などに出演し、俳優として順調に活動を続けているマイケルだが、53歳になった今、新たな挑戦に踏み切り、ソロデビューアルバム「Influence」を13日(火)にリリースした。アルバムには11曲が収められているが、そのうち9曲をマイケル自身が手掛けている。ほかに、今年1月にガンのため69歳でこの世を去ったデヴィッド・ボウイのヒットソング「Fame」のカバー曲も収録されているが、これはマイケルが自分に影響を与えてくれたアーティストの曲を歌いたいと思っていたからだという。

米Billboardのインタビューに応えたマイケルは、「僕は初めてのソロアルバムを音楽の力を称えるようなものにしたかったんだ。それに、ある欠点に気付いたんだ。ロック・ラジオを聴けば35~40年くらい前からずっと、みんな同じ曲を選んでいる。今では、新しいロックバンドや、最近のロックバンドが新しいロックを作ることはとても貴重なんだ。特に、ボウイやヴァン・ヘイレン、イエス、ジェネシスのようなバンドに大きな影響を受けたミュージシャンはなかなかいないんだよ」と、音楽への情熱を語った。

『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアー役で知られるキーファー・サザーランドも先月デビューアルバム「Down in a Hole」をリリースし、春にはアルバムの発売に先駆けてライブツアーを敢行した。映画やTVで活躍しているベテラン俳優たちにとって、青春時代に聴いた音楽はその後の自分を形作り、大きな影響を残してくれたものになっているようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:マイケル・チクリス
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