先日開催されたエミー賞のステージに登壇し、亡き父への感謝を述べた『Veep(原題)』の主演ジュリア・ルイス=ドレイファスだったが、このことがきっかけでジュリアと同じ苗字を持つ、ベテラン俳優のリチャード・ドレイファス(『陽のあたる教室』)の死亡説が流れてしまった。米Entertainment Weeklyが報じている。
米国TV界最大のイベントとされる第68回エミー賞の授賞式が、米ロサンゼルスで現地時間9月18日(日)に開催され、米HBOの『Veep』は、コメディシリーズ部門で作品賞と主演女優賞(ジュリア)の2冠に輝いた。ステージに登壇したジュリアは、受賞した喜びを述べるとともに、16日(金)に亡くなった父ジェラルド・ルイス=ドレイファスさんへ感謝の気持ちを伝えた。ところが、同じ苗字であることから、リチャードを彼女の父親と誤解し、彼が亡くなったと勘違いしてしまった人がいたのだ。この話題はすぐに広まり、リチャード本人の耳にも届いたようで、すぐにTwitterにコメントを投稿し、「僕はジュリア・ルイス=ドレイファスの父親ではないよ。でも、心配して気にかけてくれたみんなの気持ちを嬉しく思うよ」と、自身の無事を報告した。
大きな誤解を生んでしまったが、ジュリアはスピーチの中で亡くなった父も『Veep』が好きだったことを明かし、「お父さんが『Veep』を好きだと言ってくれて嬉しかったの。父の意見こそが、私にとって本当に重要なものだったから」と、信頼できる父からの励ましに支えられていたことを語っていた。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジュリア・ルイス=ドレイファス
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