『キル・ビル』ユマ・サーマンが結婚詐欺のドラマに出演

大ヒットアクション映画『キル・ビル』の主人公ザ・ブライド役で知られるユマ・サーマンが、米Bravoの新作ドラマ『My So Called Wife(原題)』にゲスト出演することが明らかになった。米Varietyが報じている。

その美貌とセクシーなフランス訛りの英語を巧みに操って男を抱え込む結婚詐欺のエキスパート、マディ(インバー・ラヴィ)と結婚してしまったエズラ(ロブ・ヒープス)は、ある日クレジットカードが使えなくなり、口座残高がゼロになっていたことに気付く。家に帰ると、マディは荷物と共に姿を消した後でエズラはすべてを失いお先真っ暗。その後、同じ手口で騙されたという青年リチャード(パーカー・ヤング)と出会ったエズラは彼と一緒に、次のターゲットであるパトリック(スティーヴン・ビショップ)を狙っているマディへの仕返しを企む。本作でユマが演じるのは、攻撃力が高くはっきりとした性格だが謎の多いレニー・コーエンという最強のフィクサー。詐欺師集団の周囲にどんなことが起きてもただ一人任務を取り組むような人物だ。また、『プライベート・プラクティス:LA診療所』のポール・アデルスタインも製作総指揮で参加する。

製作総指揮のアダム・ブルックスは、「ユマと僕は長年の友人なんだ。ようやく一緒に仕事ができるようになって、本当に楽しみだよ。ポール・アデルスタインと僕は彼女のためにレニー・コーエンという役を描いたんだ。だから僕らは、ユマの特別な才能がどんな風にこのユニークで挑発的なキャラクターに息を吹き込むのかとても楽しみにしているんだよ」とコメントしている。

現在カナダのバンクーバーにて撮影中で、2017年放送予定。全10話構成。(海外ドラマNAVI)

Photo:ユマ・サーマン
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