ギャラガー兄弟製作総指揮の『オアシス:スーパーソニック』、12月24日(土)より公開

1990年代に起きたブリットポップ・ムーブメントの中心的存在であったイギリス・マンチェスター出身のロックバンド、オアシスの初の長編ドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』が、12月24日(土)より公開されることが決まった。

本作は、アルバム7作品すべてが全英チャート第1位となり、全世界では5,000万枚以上の売上を記録しながら、2009年に解散した同バンドの、バンド結成から、25万人を動員したネブワースでの公演までの軌跡を描くドキュメンタリー。バンドの中心メンバーであったリアム&ノエル・ギャラガー兄弟が自ら製作総指揮を務めている。また、2011年に27歳の若さでこの世を去ったシンガーソングライター、エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画『AMY エイミー』でアカデミー賞を受賞したアシフ・カパディアも製作総指揮に名を連ねる。メガホンを取ったのは、『グアンタナモ、僕たちが見た真実』で2006年ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したマット・ホワイトクロス。

ホワイトクロス監督は「私が意図したのは、バンドの核心を掴むこと、そしてリアムとノエルの強烈な関係性を前面に押し出すことです。なぜならその切迫した衝突関係こそが、このバンドを魅力的にしている要素だからです。これは彼らの音楽に関する映画です。ワンダーウォール、シャンペン・スーパーノヴァ、ロックンロール・スター、ドント・ルック・バック・イン・アンガー。これらすべての名曲が勢ぞろいします。今こそ、世界中の人々が失ったものを思い出す時です。オアシスは永遠です」と述べている。

リアム&ノエル兄弟への新たなインタビュー、バンドメンバーや関係者の証言、名曲の数々を収めた貴重なライブ映像、アニメーションでの再現シーンなどを交えて、ありのままのオアシスの物語が紡がれる『オアシス:スーパーソニック』は、12月24日(土)より角川シネマ有楽町ほかで全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『オアシス:スーパーソニック』
(C)Jill Furmanovksy