ヘニング・マンケルの世界的ベストセラー小説《クルト・ヴァランダー》を原作にしたドラマシリーズの最新にして、最終シーズン。今度の事件は南アフリカを舞台に始まる。
海外の新作ドラマをどこよりも早く日本初公開する「WOWOWプレミア」。10月にお届けするのは、邦訳も多くされているスウェーデンの人気推理作家ヘニング・マンケルの「刑事ヴァランダー」シリーズ(創元推理文庫刊)を、世界的な実力派俳優・映画監督であるケネス・ブラナーを主演に迎えて英国でドラマ化した『刑事ヴァランダー』シリーズの完結編となる第4弾。
スウェーデンの地方の町イースタの警察署で働くヴァランダー(ブラナー)は、引き続いて社会の闇にうごめく凶悪犯罪に挑んでいく。英国・BBCの作品だが、多くの舞台は原作と同じくスウェーデンで、現地ロケも敢行し、北欧らしい静かながらも重厚なサスペンスに仕上がっている。最終シリーズでも、南アフリカの事件や、家族の確執など、さまざまな事件や問題に立ち向かう。
英米で高い評価を受け、英国アカデミー賞TVの部ではこれまで、ドラマ・シリーズ作品賞やブラナーに対する主演男優賞など延べ7部門も受賞。
<ストーリー>
第1話「白い雌ライオン」
ヴァランダーは国際警察会議に出席するため、南アフリカのケープタウンへ。そこで青少年更生のボランティア活動をしていたスウェーデン人女性が行方不明になった事件の捜査を手伝うことに。現地の女性刑事は消えた女性の夫が怪しいとにらむが、ヴァランダーは独自に捜査を続けるうち、危険な顔ぶれと直面する。
第2話「愛の形」
ヴァランダーはある夜、オートバイに乗った3人組の暴走族に襲われるが、直後に起きた女性殺人事件で近所のバイカー集団に疑いが掛かる。
第3話「失われゆくもの」
アルツハイマー病の進行に悩むヴァランダーが、娘の義理の父親が突然失踪し、その妻が亡くなった事件の捜査に取り組むが、次第に家族の秘密が明らかに...。
<スタッフ>
製作総指揮:ケネス・ブラナー
<出演>
ケネス・ブラナー(クルト・ヴァランダー役/声:辻親八)ほか
<放送情報>
10月10日(月・祝)スタート(全3話)[第1話無料放送]WOWOWプライム
午後5:00~[二][字]
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