『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』ダイアン・ゲレーロが移民ドラマに出演

Netflixオリジナルシリーズ『オレンジ・イズ・ニューブラック』でマリッツァ・ラモス役を演じるダイアン・ゲレーロが自身の回顧録を基にした移民ドラマに主演することが明らかとなった。米TV Lineなどが報じている。

米CBS局が企画している『In the Country We Love(原題)』で不法移民の弁護をはじめる企業弁護士を演じるダイアンだが、今作のベースとなっているのは自身が執筆した回想録。ベストセラー作家のミシェル・バーフォードと共著した「In the Country We Love: My Family Divided」では、不法移民だった彼女の両親が、コロンビアに強制送還された時の体験がつづられている。当時14歳だったダイアンは両親が連れていかれた際には学校にいたそうだ。また、彼女自身はアメリカで生まれているためそのまま残ることができ、友人や親戚のおかげで生活をすることができたと著書の中で語っている。

ダイアンも出演している米The CW局の『ジェーン・ザ・ヴァージン』を手掛けるジェニー・スナイダー・アーマン、ポール・シアロッタ、ベン・シルバーマンの3人が製作総指揮を務める。現在、来シーズンの放送に向けて企画されている不法移民を題材としたシリーズはこれで二作目となり、The CWで製作予定の『Casa(原題)』では、両親が強制送還されてしまったため、兄弟6人で団結することを余儀なくされた家族の様子が描かれる。今作は『ARROW/アロー』や『レジェンド・オブ・トゥモロー』のプロデューサーで知られるグレッグ・バーランティが製作総指揮を担当する。

ダイアンが出演する『ジェーン・ザ・ヴァージン』シーズン3は米The CW局にて、10月17日(月)よりスタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:ダイアン・ゲレーロ (『オレンジ・イズ・ニューブラック』プレミア特別試写会)
©Marion Curtis/Netflix