LGBTQコミュニティの支援を積極的に行い、自身もパンセクシャル(全性愛)であることをカミングアウトしているマイリー・サイラスが、初恋の相手が女の子だったことを打ち明けた。米Entertainment Weeklyが報じている。
米Varietyのインタビューに答えたマイリーは、「これまでの人生のほとんどは、自分のジェンダーやセクシャリティを理解できずに過ごしてきたの」と、自身もセクシャリティの問題に苦しんでいたことを告白。そして、「私はずっと"バイセクシャル"の世界が嫌いだったわ。無理やりその中に押し込まれている気がしてね。私は、誰が男の子で誰が女の子かなんてこと考えたことがなかったのよ。身体的な理由だけで自分が女の子だと感じることはなかったの。私の世界が開き始めたのは5年生か6年生のときよ。初めて恋をしたのは女の子だったわ」と、初恋相手は女の子だったことを明かした。
7月のPaper誌でのインタビューの中では、自分がパンセクシャルであることについて、「動物や年齢的に対象外な人以外で、シングルな人だったらどんな人でもOK」と、説明していた。
マイリーは、LGBTQセンターに訪問し自分と似た経験をしている人たちと話したことでカミングアウトする決断ができたのだといい、「自分で感じているほど、性的にニュートラルだと皆には見られていないかもしれないけど、私は中立的なの。初めて性的区別のない人に出会ったわ。何にも当てはまらないジェンダーを理解できたし、自分のセクシャリティについての理解も深まったの。"あぁ、これが自分のことをストレートともゲイとも思えない理由だったのね。そりゃ私はどちらでもないわね"って感じだったわ」と、LGBTQコミュニティでの出会いが自分を大きく変えてくれたのだと明かした。(海外ドラマNAVI)
Photo:マイリー・サイラス
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