パニッシャーが主人公のスピンオフドラマ、新たに5人のキャストが決定

Netflixと米マーベルが共同制作するドラマ『デアデビル』に登場したデアデビルの最強のライバル、パニッシャー(ジョン・バーンサル)を主人公としたスピンオフドラマ『The Punisher(原題)』に、新たに5人のキャストが追加されたことが分かった。米Cinema Blendが報じている。

一人目は『ナース・ジャッキー』でエディ・ワルツァー役を演じていたポール・シュルツ。彼はアフガニスタンでの任務でフランク・キャッスル/パニッシャーと関わるCIA上官ローリンズ役で出演する。20年以上前にガース・エニスが描いたキャラクターで、CIAが関わったドラッグや他の犯罪に手を染め、パニッシャーの敵となる存在だ。

二人目のジェイソン・R・ムーア(『魔法使いの弟子』)は、フランクの友人で彼が生きていることを知っている少数の一人であるカーティス・ホイル役を演じる。原作にも登場するキャラクターだが、ドラマとは時代設定が異なるため、キャラクターの設定も変更される可能性があるという。

3人目のジェイミー・レイ・ニューマン(『GRIMM/グリム』)は、フランクの秘密を知るマイクロチップ(エボン・モス=バクラック)の妻サラ・リーバーマン役で登場する。マイクロと結婚したことで彼女の人生は複雑なものになってしまう設定だ。

4人目は『11/22/63』でリー・H・オズワルドを演じているダニエル・ウェバー。彼は若い退役軍人のルイス・ウォールコット役を演じる。ルイスは戦場を去ったものの、一般市民としての生活を送ることに苦戦する設定のようだが、それがどのようにパニッシャーのミッションに影響するかは明かされていない。

また、アンバー・ローズ・レヴァ(『ボルジア 欲望の系譜』)が国土安全保障省の敏腕エージェントでパニッシャーを目の敵にするダイナ・マダニ役で出演することがすでに発表されていたが、彼女のパートナーであるサム・ステインをマイケル・ネイザンソン(『The Knick/ザ・ニック』)が演じる。

他に、パニッシャーに顔をズタズタにされ復習に燃えるビリー・ルッソ(ジグソウ)役のベン・バーンズ(『ナルニア国物語』)、そして『Marvel デアデビル』でカレン・ペイジを演じているデボラ・アン・ウォールらの出演も決まっている。現在撮影が進められているが、Netflixで配信予定は2017年末頃で、先に『Iron Fist(原題)』と『The Defenders(原題)』の配信が始まる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『デアデビル』シーズン2のパニッシャー
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