音楽業界を舞台に数多くの名曲が生まれ、PVのような映像とともに楽しむことができる点も魅力の『Empire/エンパイア 成功の代償』には、実に様々なアーティストが出演している。メインキャラクターであるジャマル役のジャシー・スモレット、ハキーム役のブリシェア・グレイをはじめ、ティアナ役のセレイヤ、ジャマルの恋人マイケル役のラファエル・デ・ラ・フエンテ、クッキーのアシスタント、ポーシャ役のタロンダ・ジョーンズ、ルシウスの右腕ヴァーノン役のマリク・ヨバなどが俳優だけでなく歌手としての顔も持つ一方、本人あるいは別人の役で出演している有名アーティストも枚挙に暇がない。今回はそんな豪華な面々の一部を紹介しよう。
＜別人として＞
コートニー・ラブ（エル・ダラス役）
ロックバンド、ホールのボーカルであり、亡きカート・コバーンの妻としても知られるコートニーが演じるのは、エンパイアを支えたかつての大物アーティスト。再起をかけてクッキーがプロデュースを担当する。
エステル（デルフィーン役）
カニエ・ウェストと共演した「American Boy」が世界中で大ヒットし、グラミー賞最優秀楽曲賞にノミネートされたエステルが演じるのは、ジャマルが共演したアーティストの一人で、その後エンパイアと契約。
ケリー・ローランド（レア・ウォーカー役）
数々のヒット曲を生んだガールズグループ、デスティニーズ・チャイルドの一人であり、ソロになってからも活躍しているケリーが演じるのはルシウスの母親。アンドレと同じ病気に苦しむ。
ジェニファー・ハドソン（ミシェル・ホワイト役）
オーディション番組『アメリカン・アイドル』でスターとなってグラミー賞を受賞したほか、『ドリームガールズ』でアカデミー賞も手にしたジェニファーが演じるのは、双極性障害に苦しむアンドレが治療の過程で出会った音楽療法士でありゴスペルシンガー。
メアリー・J・ブライジ（アンジー役）
6度のグラミー受賞と7枚のマルチプラチナ・アルバムを誇るメアリーが演じるのは、回想シーンでライオン家にてルシウスとデュエットしている歌手。ちなみに、メアリーの2009年の「Be Without You」のPVでテレンスが相手役を務めている。
リュダクリス（マックナイト役）
ティンバランドとも古くから親交があるラッパーであり、『ワイルド・スピード』シリーズのテズ役でも知られるリュダクリスが演じるのは、刑務所に入ったルシウスが女検事の申し出を拒んだことで、彼を執拗に痛めつけようとする看守。テレンスとは『ハッスル＆フロウ』でも共演済。
アリシア・キーズ（スカイ・サマーズ役）
グラミー賞で最優秀楽曲賞や新人賞を受賞し、アルバム通算売上が3000万枚を超えるアリシアが演じるのは、ポップ路線からの脱却を願う若手アーティストで、ジャマルとデュエット。
イグジビット（レスリー・"シャイン"・ジョンソン役）
ティンバランドとも親交が深いラッパーであり、エミネム主演の『8 Mile』やアイス・キューブ主演の『トリプルX ネクスト・レベル』に俳優として出演しているイグジビットが演じるのは、ルシウスと因縁があるライバル。
マライア・キャリー（キティ役）
「7オクターブの音域を持つ歌姫」こと、言わずと知れた人気シンガーのマライアが演じるのは、ジャマルと共演する大物アーティスト。
＜本人として＞
アンソニー・ハミルトン（本人役）
正統派ソウルの後継者であり、1枚のプラチナムディスクと2枚のゴールドディスクを獲得しているアンソニーは、ルシウスがアニタにプロポーズする際に呼ばれて弾き語りでパフォーマンス。
スヌープ・ドッグ（本人役）
ドクター・ドレーに見出されたラッパーで、ケイティ・ペリーらジャンルの違うアーティストとのコラボレーションでヒットを飛ばしているスヌープは、エンパイアに移籍したという設定でライブにてパフォーマンスも披露。
パティ・ラベル（本人役）
全米ナンバー1ヒットとなった「Lady Marmalade」「On My Own」で知られ、50年以上にわたり活動している大物シンガーのパティは、ルシウスの復活ライブのゲストとして登場し、急遽出られなくなった彼に代わってジャマルと共演。
リタ・オラ（本人役）
ジェイZに見染められ、英国でナンバー1ヒットを連発するリタは、ルシウスの復活ライブのゲストとして登場するはずだったが、リハーサルには出たものの本番は欠席することに。
ジューシー・J（本人役）
テレンスが主演した『ハッスル＆フロウ』の主題歌「It"s Hard out Here for a Pimp」でアカデミー賞歌曲賞を受賞したジューシー・Jは、ルシウスの復活ライブのゲストとしてミシェル役のジェニファー・ハドソンと共演。
ピットブル（本人役）
ジェニファー・ロペスとともにブラジルでのワールドカップ公式ソングを歌っていたピットブルは、ルシウスが持つクラブで行われた彼の出所祝いパーティーに登場してジャマルと共演。
ティンバランド（本人役）
ラッパーであり本作の音楽監修を含めてプロデューサーとしても活躍するティンバランドは、ルシウスの出所祝いパーティーにクッキーらとともに乱入してハキームと共演。
NE-YO（本人役）
宇多田ヒカルと共演したこともあるシンガーソングライターでありプロデューサーのNE-YOは、ジャマルの曲のプロデュースを担当。恋愛のアドバイスも。
ジェイソン・デルーロ（本人役）
「Whatcha Say」が全米ナンバー1を記録したシンガーソングライターであり、ダンサー、振付師としても活躍しているジェイソンは、架空の音楽賞の司会として登場。
ジョエル・マッデン（本人役）
パンクロックバンド、グッド・シャーロットのボーカルであるジョエルは、妻のニコール・リッチーとともに、ジェイソン同様、架空の音楽賞のプレゼンターとして登場。
＜作品情報＞
『Empire/エンパイア 成功の代償』はPlayStation™Videoで配信中！
字幕版はこちら／吹替版はこちら
＜アーティスト出演ドラマが好きならこちらもオススメ！＞
★『天使の贈りもの』（字幕版）
永遠の歌姫ホイットニー・ヒューストン出演。彼女に惹かれる天使役を務めるのはデンゼル・ワシントン
★『ブルース・ブラザース』（字幕版）
ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズといった大物アーティスト出演のミュージカルコメディ
★『8 Mile』（吹替版）
人気ラッパーのエミネムが主演した自伝的映画でアカデミー賞歌曲賞を受賞。ラップバトルのシーンでイグジビットも登場
Photo：
コートニー・ラブ
エステル
ケリー・ローランド
メアリー・J・ブライジ
リュダクリス
アリシア・キーズ
アンソニー・ハミルトン
スヌープ・ドッグ
NE-YO
(C) Everett Collection/amanaimages
『Empire/エンパイア 成功の代償』
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