「ハリー・ポッター」の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が大ヒット上映中だが、それを記念し最新映像が解禁となった。
新主人公のおっちょこちょいで人見知りの魔法使いニュート・スキャマンダーは、ハリー・ポッターが在籍したホグワーツ魔法魔術学校の先輩で、動物といる方が気が楽な魔法動物(ビースト)学者。ニュートは、魔法界にとっても謎の多い魔法動物たちを調べ、保護するために不思議なトランクの中を魔法動物でイッパイにしてニューヨークを訪れる。ある日ひょんなことがきっかけで、大切にしている魔法のトランクを人間(マグル=米国ではノー・マジ)のものと取り違えられてしまう! 魔法界の魔法動物たちが一斉に人間世界へ逃げ出し、街中が前代未聞のパニックに。その頃、アメリカの魔法界はピリピリした空気に包まれていた。ニューヨークの街で地割れや建物の倒壊など危険な現象が相次ぎ、これを「魔女のせいだ」と騒ぎ立てるノー・マジの集団が出現していたのだ。「魔法使いの存在は絶対に知られてはならない」というのが、アメリカ魔法議会の不可侵の掟。危険な現象の原因は不明だったが、ヨーロッパで大惨事を引き起こした闇の魔法使いグリンデルバルトがいまだ逃走中との背景もありMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)は強度の警戒態勢を敷いていた。
ニュートを演じるエディ・レッドメインは「映画には、J・K・ローリングらしいユーモアと温かさに加えて、恐怖も描かれます。理解できないものに対する恐れや、その恐れに対する極端な反応を描いています。ニューヨークの魔法使いたちは人目を忍ぶようにして暮らしているし、ノー・マジとは全く交流が無い。だから魔法動物を抹殺しようとするのも、魔法使いの存在を知られてはいけないという恐怖があるからだと思う」と明かす。
名高い魔法使いパーバル・グレイブスを演じるコリン・ファレルは「MACUSAのメンバーでさえ、グレイブスのことはよく知らないので、僕はこのキャラクターがどこまで謎なのかを楽しんで演じたんだ」と語る。彼にまつわる謎のひとつは、エズラ・ミラー扮するクリーデンスに対する非常に強い関心だが、そんなクリーデンスが手にするのはあの死の秘宝のネックレスだ。このシーンが意味するものとは一体?
SNSなどでは「観終わったばかりなのにもう1回観たい。」「あと2回は観る!」など、複数回鑑賞を宣言している方も多く見受けられ、まだまだ魔法は解けることはなさそうだ!
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国で大ヒット上映中。
Photo:『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
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