キャストのギャラで揉めていた『シェイムレス』がシーズン8更新へ

大都市シカゴの過激なエリアとして知られるサウスサイドを舞台に、ハチャメチャな一家ギャラガー家の面々が格差社会をたくましく生き抜く姿を描く『シェイムレス 俺たちに恥はない』が、シーズン8へ更新されることが決定した。米Varietyが報じている。

放送局のShowtimeはかねてから新シーズンへの更新を検討していたが、フィオナ役のエミー・ロッサムの交渉において、彼女がフランク役のウィリアム・H・メイシー以上の出演料を求めていたことでシーズン更新の話が滞っていた。エミーの出演料については、シーズン8の交渉ではウィリアムと同額を提示されていたが、過去7シーズンのギャラが彼より少なかったことからその分の埋め合わせを求めたという。局はエミーなしでの新シーズン製作は考えていなかったため、更新決定は彼女の返答にかかっていた。

15日(木)、エミーはTwitterに「フィオナ・ギャラガーを演じることは私の人生の大きな楽しみの一つよ。『シェイムレス』の家族が続くことはとても嬉しいわ。5月にまた戻れるのよ!」とつづり、シーズン8への更新を明らかにした。この投稿に対しShowtimeが何の反応も示しておらず、正式な発表は出ていない。しかし、更新決定は彼女の交渉次第だったことから、来年もギャラガー一家が帰ってくることになりそうだ。

一連の騒動について、米TMZがウィリアムにコメントを求めたところ、彼は「エミーは僕と同じくらい一生懸命にやっている。彼女は十分な報酬をもらうべきだよ」と語り、「僕がエミー・ロッサムよりギャラが多かった理由はただ一つ、僕のルックスがよかったからだろうね」と笑いながら答えた。(海外ドラマNAVI)

Photo:『シェイムレス6 俺たちに恥はない』
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