『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』など、常に世界中を魅了し、ハリウッドで最もイマジネーション豊かなヒットメーカーと呼ばれるティム・バートン監督の待望の新作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』が2017年2月3日（金）より公開となる。
日本に先駆けて公開された全米で、初登場1位を獲得し、バートン監督作品として、初登場1位を獲得した7作目の作品となった。この度、"キミョかわいい"こどもたちの特別映像が到着したのでご紹介しよう。
フロリダで生まれ育ったジェイクは、周囲になじめない孤独な少年。そんな彼の唯一の理解者である祖父が謎めいた死を遂げた。祖父の遺言に従って小さな島を訪れたジェイクは、森の奥で古めかしい屋敷を発見。そこには、美しくも厳格なミス・ペレグリンと空中浮遊能力を持った少女や、いたずら好きな透明人間の男の子、常に一緒に行動する無口な双子、後頭部に鋭い歯を持つキュートな女の子など、まさに"キミョかわいい"（=奇妙でかわいい）少年少女たちが住んでいた。やがて彼らと心を通わせ、夢のような時間を過ごしたジェイクは、自らに宿った、ある"力"に気づき、屋敷に迫る恐るべき脅威に立ち向かっていくのだった...。
そんな"キミョかわいい"キャラクターの中でも、ミラードは、一番のいたずら者だ。なぜなら透明になるという奇妙な性質を持っており、とらえどころがない。このキャラクターを演じる役者も姿を見せないためにミラード役にピッタリの声を見つけることに苦労したという。
さらに興味深い少年がもう一人。体内に無数の蜂を飼うヒューは、彼の体に住む蜂の巣が友達に大混乱を引き起こさないように養蜂家のマスクを着けていなくてはならない。その"キミョかわいい"姿は到着した映像でも確認できる。
そんなこどもたちを保護するミス・ペレグリンを演じたエヴァ・グリーンは「映画のメッセージは大人に対しても子供に対しても"どんなに変っていたとしても関係なく、ありのままの自分でいることを祝福していること"なの」と分析。バートン監督がありったけの想像力を膨らませて観るものを誘うのは、同じ一日を繰り返し、永遠に年をとらない子供たちが暮らす秘密めいた別世界。奇妙なこどもたちが、その個性をワン・アンド・オンリーの輝きに変える姿に、誰もが特別な愛おしさを覚えずにはいられない。
『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』は2月3日（金）より全国ロードショー。
Photo：『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』
© 2016 Twentieth Century Fox
