『スター・ウォーズ』シリーズでレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが昨年暮れにこの世を去ったことを受けて、ディズニーは今後の映画のストーリーについて『Star Wars: Episode IX(仮題)』(以下『エピソード9』)の監督と協議に入る模様だ。米Hollywood Reporterが関係筋から得た情報として伝えている。
レイア姫は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続き、今年12月15日(金)公開予定の『Star Wars: Episode VIII(仮題)』(以下『エピソード8』)と『エピソード9』に登場する予定だった。そして、この2作品において少なくとも重要なシーンが二つ用意されていたとのこと。それは、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)との再会シーン、そしてカイロ・レン(アダム・ドライバー)との対決シーンだったという。
また、すでにお伝えした通り、キャリーは亡くなる前に『エピソード8』における自身の登場シーンの撮影を終えていたが、『エピソード9』では物語の中でレイア姫はさらに大きな役割を担うことになっていたようだ。
そのため、『エピソード9』のコリン・トレヴォロウ監督(『ジュラシック・ワールド』)は、今週にもロサンゼルスに到着し、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長とストーリーについて話し合う予定だという。
2019年公開予定の『エピソード9』の撮影時期は未定。また、トレヴォロウとデレク・コノリー(『ジュラシック・ワールド』)が共同執筆する脚本の進行具合も、ディズニーはコメントを控えているため分かっていない。
協議の結果によっては、今後2作品でレイア姫の出番が減る、キャリーの出演シーンは撮り直しになる、といった可能性もあるため、ファンとしては気がかりなところだろう。Hollywood Reporterは関係者の言葉として、レイア姫をCG映像で再現する可能性も伝えているが、技術的・道義的に実現を疑問視する声も出ている。(海外ドラマNAVI)
Photo:キャリー・フィッシャー
(C)Megumi Torii/www.HollywoodNewsWire.net