『プリズン・ブレイク』復活の経緯を、ウェントワース・ミラーとクリエイターが明かす

2005年から4シーズンにわたって放送されたアクションドラマ『プリズン・ブレイク』。その続編となるミニシリーズの企画が育まれた詳細を、主演のウェントワース・ミラーとクリエイターが明かした。

すでにお伝えしたように、復活版が実現したのは、『プリズン・ブレイク』マイケル役のウェントワースと、兄リンカーン役のドミニク・パーセルが、米CWの人気番組『THE FLASH/フラッシュ』の悪役コンビとして、2014年に再共演したことがきっかけ。

そして、米Varietyが伝えたところによると、TV批評家協会の冬のプレスツアーにて、ウェントワースは再共演の模様について次のように話したという。「(『THE FLASH』の撮影で)ドミニクと僕は再会を果たした。突然、撮影セットに舞い戻った僕らは、懐かしい昔の日々について話し合った。その時の会話の中で、『プリズン・ブレイク』を復活させられるんじゃないかという話が飛び出したんだ」と話している。

この話を受けて、クリエイターのポール・シュアリングは、「ウェントワースとドミニクが話をしたあと、今度は久しぶりに、ウェントワースと私が会いました。ノースハリウッドの騒がしい通りに面したカフェで、復活版を作るとしたら、どんなものになるだろう、と、じっくり話し合いましたよ」と続けた。

話し合いの後、カフェを出た二人の前で、通りの真ん中にクルマがいきなり停まり、数人の男が飛び出してきた。男たちは、ウェントワースを『プリズン・ブレイク』の主演俳優だと気づき、写真を撮りたがっていたのだという。「『プリズン・ブレイク』に対する、そういう飢餓感は国を問わず存在するんですよ」と、シュアリングは話している。

このように、ファンの熱狂を目の当たりにした体験に後押しされるようにして、実現の運びとなった『プリズン・ブレイク』復活版。4月4日(火)に米FOXにて放送予定となっており、すでに最新の予告編動画が、Facebook、YouTube、Twitterにて公開されている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ウェントワース・ミラー
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