『Hamilton』プロデューサー、高校を舞台にしたドラマ製作に参加

2016年にトニー賞11部門を受賞、更にグラミー賞やピューリッツァー賞なども受賞したブロードウェイミュージカル『Hamilton』のプロデューサーが、米NBCにて高校を舞台にしたドラマの製作チームに加わることがわかった。

米Hollywood Reporterらによると『Hamilton』のプロデューサーであるフロディ・スウォレズとジェフリー・セラーのコンビと、『ボストン・パブリック』『ロズウェル/星の恋人たち』を手掛けたジェイソン・ケイティムズがクリエイターチームの核になっているとのこと。『Drama High(原題)』というタイトルのこの作品は、マイケル・ソコラヴが2013年に発表した同名の小説を原作にしている。

『Drama High』はソコラブの実体験によるノンフィクション。ペンシルバニア州にある、労働階級の多い貧しい田舎街を舞台に、高校の演劇部の生徒と教育に情熱を持ち、家族思いの教師ルー・ヴォルペを描いている。ヴォルペ氏は2013年に退職するまで、ハリー・S・トゥルーマン高校で44年にわたって同校の有名な演劇部の指導にあたっていた。数多くの生徒の人生はもちろんの事、街全体にも影響を与えるほどのインパクトを残す教育者だった彼の映像化は『プライド 栄光への絆』と『Glee/グリー』とのコラボのような作品になりそうだとも言われている。もし同作がシリーズ化となれば、セラーにとっては初めてのTV番組となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェイソン・ケイティムズ
(C)Yoko Maegawa/www.HollywoodNewsWire.net