『エージェント・カーター』ヘイリー・アトウェル、『ハワーズ・エンド』TV版に出演

E・M・フォスターの小説を原作にジェームズ・アイヴォリーがメガホンを取り1992年に公開された映画『ハワーズ・エンド』。このほど、英米が共同でTV版を製作することが決定し、『エージェント・カーター』のペギー・カーター役で知られるヘイリー・アトウェルが出演することが明らかになった。米Screen Crushが報じている。

米Starzと英BBCが共同制作する本作は、全4話構成のミニシリーズとして製作される。物語の舞台は20世紀初めのイングランド。時代の移り変わりとともに社会情勢も変化していく国の姿を、理想主義的な知的中産階級のシュレーゲル家、現実的な実業家のウィルコックス家、労働者階級のバスト家という3つの家族を通して描く。フォスターの小説を基に、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で本年度のアカデミー賞において監督賞と脚本賞にノミネートされているケネス・ロナーガンが脚本を執筆する。監督はヘティ・マクドナルド(『名探偵ポワロ』)。

ヘイリーは映画版でエマ・トンプソンが演じたマーガレット・シュレーゲル役に選ばれた。他に、ヘンリー・ウィルコックス(映画ではアンソニー・ポプキンス)役に『リッパー・ストリート』でエドムンド・リード警部補を演じているマシュー・マクファディン、ジュリーおばさん(映画ではプルネラ・スケイルズ)役に『アリー・myラブ』でDr.トレイシー・クラークを演じたトレイシー・ウルマンがキャスティングされている。

撮影はロンドン近郊で行われる予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ヘイリー・アトウェル
(C)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net