Netflixのコメディドラマ『サンタクラリータ・ダイエット』の広告が生々しすぎるとクレームがあり、ドイツで広告が撤去される事態となっていたことが分かった。米Varietyなどが報じている。
『サンタクラリータ・ダイエット』は、ドリュー・バリモア演じる主婦シーラの体に突如異変が起き、人肉しか食べられない"不死者"となったことで起こるドタバタを描くホラーコメディ。シーラが同僚の指を食いちぎったり内臓をむさぼったりするなど、かなり露骨な描写が登場するシリーズだ。
そして問題となったのは、ドイツ・ベルリンのポツダム広場に設置された本作の巨大広告。こま切りにされた人間の指を地元のソーセージ料理"カリーヴルスト"に見立てた広告が生々しすぎるとクレームが入り、Netflixが広告を撤去する決断を下したとのこと。ドイツの他都市では、同広告よりも描写が露骨でないものが設置されている。ロサンゼルスでは、パテの代わりに血が滴る心臓が挟まったハンバーガーやフライドポテトの入れ物に何本もの指が入った広告が登場したが、クレームが入って撤去されたとのニュースは報じられていない。
ドリューのほかには、シーラの夫ジョエル役で『JUSTIFIED 俺の正義』のティモシー・オリファント、近所のオタク青年エリック役でスカイラー・ギソンド(『お!バカんす家族』)が出演している。
『サンタクラリータ・ダイエット』はNetflixにてシーズン1が配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『サンタ・クラリータ・ダイエット』
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