『ママ恋』ジョシュ・ラドナー、新作ハイスクールドラマで主演に

『ママと恋に落ちるまで』のテッド・モズビー役で知られるジョッシュ・ラドナーが、米NBCが手掛ける新作ハイスクールドラマに主演することがわかった。米Deadlineらが報じている。

『Drama High(原題)』というタイトルのこのシリーズは、マイケル・ソコラヴが2013年に発表した同名の小説を原作にしている。ペンシルバニア州にある、労働階級の多い貧しい田舎街を舞台に、高校の演劇部の生徒と、教育に情熱を持ち、また家族思いの教師、ルー・ヴォルペとの関わりを描いている同作。ジョシュは、このルー・ヴォルペを演じる。

また、高校のスターアメフト選手ロビーを、デイモン・ギレスピー(ブロードウェイミュージカル『アラジン』)が演じる。ロビーには、施設に入っている病気の母親がおり、日々やらなければいけないことをこなすことと、スター選手としての生活とのバランスを保っているが、ふとしたことでステージ上での素晴らしい才能を持ち合わせていることを知るというキャラクター。

実際のヴォルペ氏は、2013年に退職するまで、ハリー・S・トゥルーマン高校で44年にわたって同校の有名な演劇部の指導にあたっていた。数多くの生徒の人生はもちろんのこと、街全体にも影響を与えるほどのインパクトを残す教育者だったヴォルペ氏の映像化は、『プライド 栄光への絆』と『Glee/グリー』とのコラボのような作品になりそうだとも言われている。

その他のキャストに、シャノン・パーサー(『リバーデイル』『ストレンジャー・シングズ』)、ロージー・ペレス(『リップスティック・ジャングル』『悪の法則』)、ラーミアン・ニュートン(『ウォーレン・ファミリーの秘密』)そして、ディズニー・アニメーション最新映画『モアナと伝説の海』の主人公モアナを若干16歳で演じたアウリイ・クラヴァーリョらが決定している。

Photo:ジョシュ・ラドナー
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