東映のスーパー戦隊シリーズを元に作られ、アメリカを席巻したTVシリーズ『パワーレンジャー』。そのスーパーヒーローたちの誕生を描くリブート映画がアメリカで現在公開中だが、早くも続編に登場すると思われる6人目の戦士、グリーン・レンジャーの話が浮上している。
米Hollywood Reporterが伝えたところによると、映画でレッド・レンジャー(本名ジェイソン)を演じるデイカー・モンゴメリーは、「僕も含め大勢の出演者が、(グリーン・レンジャーは)女性がいいと話しているんだ。グリーンが女性になれば、全体で女性が3人、男性が3人になって人数のバランスがとれるからね」と話したとのこと。
「グリーンのポジションはまだ空席だ。誰がそこに落ち着くにせよ、そして女性がなるかどうかに関わらず、ドラマを生み出すのは間違いない。僕らがそのドラマにどう関わり、取り組んでいくか興味をそそられるよ」と、デイカーは話している。
ちなみに、映画の元となったTVシリーズでは、6人目の戦士グリーン・レンジャーことトミー・オリバー(ジェイソン・デヴィッド・フランク)は男性で、最初は洗脳された敵として登場。洗脳が解かれた後は、ピンク・レンジャーと恋人になり、パワーレンジャーの新たなリーダーになるなどのストーリー展開が人気を集めた。
製作者のハイム・サバンによれば、リブート映画では、すでに6作品にまたがるストーリーを構想しているとのこと。グリーン・レンジャーはその中でどんな役割を占めるのだろうか。
映画『パワーレンジャー』は、日本では7月15日(土)より劇場公開となる。(海外ドラマNAVI)
Photo:『パワーレンジャー』
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