『ブレイキング・バッド』ブライアン・クランストン、『パワーレンジャー』では"壁"役!?

2017年夏、"メイド・イン・ジャパン"のヒーローを総製作費120億円の圧倒的スケールで描く、日米ハイブリッド超大作『パワーレンジャー』が7月15日(土)より全国公開となる。アメリカで最も成功したジャパニーズコンテンツとして愛され、日本人なら誰もが知る"ジャパニーズ・ヒーロー"が、ハリウッドの圧倒的スケールによって誰も見たことがない、新たなヒーローとして覚醒!

そんな今年の話題作に出演するのが、『ブレイキング・バッド』でエミー賞主演男優賞を3年連続受賞したブライアン・クランストン。彼が演じるゾードンは、最後の戦いで肉体を消滅し、魂だけ救われたという元レッド・レンジャー。新たに生まれた5人のパワーレンジャーを導くという重要な役どころだ。また、ゾードンの魂を救い、パワーレンジャーをサポートする存在として登場するのが、おしゃべりなロボットのアルファ5。ゾードンの最後の戦いから6500万年もの間、新たな戦士たちが現れるのを待ち続けていたというアルファ5は、ゾードンとは対照的に、5人にちょっかいを出し、表情豊かに話しかけるマスコット的存在。そんなアルファ5を演じるのは、『インサイド・ヘッド』(ビビリ役)、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(BB-8役)など多数の作品に独特な印象を残す声優としても活躍しているビル・ヘイダー。ロボットらしからぬ言動で、ゾードンとは別の角度から5人を指導する存在となる。

ありふれた日々を過ごしていたはずが、超人的なパワーを与えられ「僕らは何故選ばれたのか、何のために戦うのか?」と困惑するジェイソンたちの前に現れるゾードンとアルファ5。「誰もが共感するティーンエイジャーが直面する人間関係の問題にも光を当てている作品」と本作のプロデューサーは語る。「みんながフットボールチームの主将や生徒会の一員、"最も成功しそうな人物"、"最も美しい人"というわけではない。僕らの殆どはそんなカテゴリーには属さない。困難なことや両親、友人たちとの間に問題を抱え、時に孤独を味わうこともある。だから、この映画で高校生がスーパーヒーローになって楽しむ姿に重点を置く一方で、現代のティーンエイジャーが直面する現実も描きたかった」というとおり、突然予想もしていないことに直面した高校生が悩み、戸惑い、葛藤する様子もリアルに描かれている本作において、ゾードンは、かつて世界を守っていた5人の戦士="パワーレンジャー"の一人として、彼らに進むべき道を示す重要な存在となる。ジェイソンたちがパワーレンジャーになるために、ゾードンとアルファ5がどんな活躍を見せるのかも注目したい。

『パワーレンジャー』は7月15日(土)日本凱旋!(海外ドラマNAVI)

Photo:『パワーレンジャー』
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