『ダークナイト』3部作のようなスペシャルな作品!『ワンダーウーマン』ワールドプレミア

DCコミックスの初期に生まれた人気キャラクターの一人であり、1970年代に放送されたリンダ・カーター主演のドラマシリーズでもおなじみのワンダーウーマン。その映画版のワールドプレミアが米ロサンゼルスで開催された。

女性だけの島で育った好奇心豊かなプリンセスのダイアナが、外の世界を知り、人々の争いを止めるために"最強の美女戦士"として立ち上がる姿を描いた『ワンダーウーマン』。映画ではすでに昨年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に登場していたが、今回満を持して主人公を務める。演じるのは、「世界で最も美しい顔100人」で2位に選ばれ、実際の兵役経験に裏打ちされたアクションセンスも楽しみなガル・ガドット。

ハリウッドのパンテージ・シアターにて実施されたワールドプレミアでは、そのガルをはじめ、ワンダーウーマンが生まれて初めて目にする男性となるパイロットのスティーブ役のクリス・パイン、ワンダーウーマンの母ヒッポリタ女王役のコニー・ニールセン、パティ・ジェンキンス監督などが登壇した。役柄を彷彿とさせる赤いゴージャスなドレスで登場して2000人超のファンを沸かせたガルは、美と強さの秘訣を聞かれ、「全然そんなことは思わないけれど親に感謝だわ。顔をよく洗って清潔にし、へルシーなものを食べるようにしているの。自然が一番。やりすぎないことが大事ね」とコメント。

そしてプロデュ―サーのチャールズ・ローヴェンは、本作がDC史上最高傑作と言われることについて、「DCユニバースに関わって10年以上になるけれど、(クリストファー・ノーラン監督の)『ダークナイト』3部作と同じく、とてもスペシャルな作品だと思っている」と自信を示すと、成功の秘訣としては、ガルとクリスを起用できたこと、ジェンキンス監督がエモーショナルで完璧なストーリーを作ってくれたことを挙げている。ジェンキンス監督といえば、連続殺人鬼を演じたシャーリーズ・セロンにアカデミー賞主演女優賞をもたらした『モンスター』で知られているが、実は『ブル~ス一家は大暴走!』『アントラージュ★オレたちのハリウッド』といったコメディドラマでもメガホンを取っており、ローヴェンも「エモーショナルで完璧なストーリーを作ってくれた。ユーモアのセンスも抜群だよ」と、ストーリーテラーとしての手腕だけでなく、そのコメディセンスにも太鼓判を押している。

6月の全米公開を前に解禁となったマスコミ・批評家によるアーリーレビューも好評な『ワンダーウーマン』は、日本では8月25日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ワンダーウーマン』ワールドプレミア
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