『ツイン・ピークス The Return』、Showtimeのオリジナルシリーズとして最高の滑り出し

1990年代前半にカルト的な人気を誇ったミステリードラマ『ツイン・ピークス』の復活版で、鬼才デヴィッド・リンチが新たに手掛けた『ツイン・ピークス The Return』の放送が本国アメリカでついにスタート。米Hollywood Reporterは、好調なスタートを切ったことを伝えている。

米Showtimeにて5月21日(日)から放送が始まった復活版の視聴数は、リアルタイムに限って言えば61万9000人にとどまったが、ストリーミングサービスと録画機能を利用している人を加えれば話は別のようだ。26日朝の時点で少なくとも170万人が視聴していたことが明らかになっている。放送後3日間の視聴者は80万を超えており、放送後の1週間足らずでアプリなどの媒体を使って100万人前後の人が視聴していることになる。

Showtimeのデヴィッド・ネヴィンズCEOは、「私たちが生きるこの世界において、新しい加入者を惹きつけるようなオリジナル番組を提供することが大きな目標です。その基準では『ツイン・ピークス』の初回は今までで一番良い結果になりました」と声明で述べている。

社会現象にまでなったオリジナル版は、初回視聴数が3460万人を記録。まさに爆発的なヒットとなった。この数字に追いつくことは相当難しいが、オリジナル版は終了する頃には740万人まで下がっていたため、まずはそちらの数字を目標にしていきたいところだ。

本作には、クーパー捜査官を引き続き演じるカイル・マクラクランをはじめとしたオリジナルキャストが多数登場するほか、新キャストとして、アマンダ・セイフライド(『レ・ミゼラブル』)、ナオミ・ワッツ(『マルホランド・ドライブ』)、モニカ・ベルッチ(『007 スペクター』)なども加わり、217人ものキャスト名が発表されている。

『ツイン・ピークス The Return』は、WOWOWプライムにて7月22日(土)21:00よりスタート(第1話無料放送)。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ツイン・ピークス The Return』
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