何かと話題の『クリミナル・マインド』、今度は男性レギュラーが降板!

大人気犯罪ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』で、シーズン12から新たにレギュラーメンバーとなったデイモン・ガプトンが同ドラマを降板したことが分かった。

シーズン12の撮影開始早々、製作者兼脚本家と激しい口論の末にアーロン・"ホッチ"・ホッチナー役のトーマス・ギブソンが解雇された後、シーズン途中からBAUチームに転任してきた経験豊富なベテラン特別捜査官スティーヴン・ウォーカーを演じてきたデイモンだが、わずか1シーズン、たった15エピソードの登場となってしまった。米Varietyなどによると、デイモンの降板はドラマの創作上での変更が理由とのことだ。

デイモンが『クリミナル・マインド』を降板させられたことは本人のtwitterのコメントで明らかになった。先週末、NFL選手のタイヴィス・パウエルが所属チームであるクリーブランド・ブラウンズを解雇されてショックだったにもかかわらず、その数時間後にゲストとしてMLBゲームの始球式で第一球を投げた。そしてタイヴィスはtwitterで「何か障害が発生した時は、自分の目標を達成する方向性を変えるんだ。そこまで到達するという決断を変える必要はない」とツイートしていた。彼と同じ状況に置かれたデイモンがそのツイートに感銘して、「自分は今まさに失業したところなんだ。キミの発言に感謝しているよ。キミが始球式で投げた第一球は堂々としていて素晴らしかった。今後のキミの幸運を祈る。キミがツイートした言葉はまさに自分が聞きたかった一言だ。ありがとう」とコメントしたことで、彼のドラマ降板が判明した。

一度はシーズン13ヘの出演が決定していたデイモンだが、今回の契約解除が関係しているのか、現在、彼のfacebookやtwitterアカウントのトップページに飾られていた『クリミナル・マインド』の写真は消されて真っ黒な画面になっており、さらに最近の彼の発言は削除されている。

なお、以前にも当サイトでお伝えした通り、J・J(ジェニファー・ジャロウ)役のA・J・クックと、ペネロープ・ガルシア役のカーステン・ヴァングスネスは、共演男優と同等の出演料を求めて二人一緒にシーズン13ヘの出演交渉しているが、依然、契約交渉は難航しているとのことだ。

『クリミナル・マインド』シーズン13は、米CBSにて9月より放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『クリミナル・マインド』
(C)ABC Studios