『ゲーム・オブ・スローンズ』ショーン・ビーン、新作ドラマでギャング役に!

世界中で大ヒットしている大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)でネッド・スタークを演じたショーン・ビーンが、新作ドラマでギャングに扮することが明らかとなった。米Hollywood Reporterなどが報じている。

ショーンが出演するドラマ『The Oath(原題)』は、米オンライン配信サービスCrackleが製作する10話構成の作品。舞台となるのは、内部に入り込むのがほぼ不可能な腐敗した秘密組織。しかし、一度組織に加わると同じ‟誓いのランク"にいる者同士が、どんな手段を使ってでも内外の敵からお互いを守り抜かなければならないという設定。

ショーンが演じるのは、この掟を強化するために結成されたギャング団のリーダーにして、強面の警官という二つの顔を持つ男トム・ハモンド。FBIの潜入捜査で捕まり刑に服した彼が、出所後にギャング団のトップに返り咲くべく、かつて彼の仲間だった人物と対峙することになる...というストーリーだ。

本作で製作総指揮を務めるのは、カーティス・ジャクソンの名で俳優・プロデューサーとしても活動するラッパー、50セント。脚本・製作総指揮・クリエイターを『HAWAII FIVE-0』のジョー・ハルピンが務め、第1話でメガホンを取るのはジェフ・T・トーマス(『ウェイワード・パインズ 出口のない街』『CSI:サイバー』)。トッド・ホフマンとデニス・キム(『APB ハイテク捜査網』)が、50セント、ハルピンとともに製作総指揮に名を連ね、ショーランナーも兼任することが決定している。

ショーンは、『GOT』をシーズン1で降板後も、同作をパロディにした『Wasted(原題)』や英BBCの『Broken(原題)』、米TNTのスパイドラマ『Legends(原題)』などにレギュラー出演するなど、数多くの作品で活躍している。

そんな彼が主演する『The Oath(原題)』は、南米プエルトリコで来月より撮影がスタートし、2018年のプレミア放送を予定している。(海外ドラマNAVI)

Photo:ショーン・ビーン
(C) Kazuki Hirata /www.HollywoodNewsWire.net