『サンズ・オブ・アナーキー』スピンオフ、監督とキャストを変更して撮り直し

悪名高きバイク・クラブの無法者たちを描き人気を集めた、米FXのTVシリーズ『サンズ・オブ・アナーキー』のスピンオフドラマ『Mayans MC(原題)』のパイロット版が、重要な役どころのキャストを入れ替えて撮り直されることが明らかになった。米Varietyが報じている。

どのキャストが変更になるかは現時点では明かされていないが、これまでにJ・D・パルド(『レボリューション』)、エドワード・ジェームズ・オルモス(『バトルスター・ギャラクティカ』)、ジャクリーン・オブラドース(『NYPD BLUE 〜ニューヨーク市警15分署』)、ジョン・オーティス(『LAW&ORDER ロー&オーダー』)、アントニオ・ハラミーヨ(『CSI』シリーズ)、リチャード・カブラル(『アメリカン・クライム』)、クレイトン・カルデナス(『アメリカン・クライム』)らの出演が伝えられていた。

また、監督を務める予定だったオリジナルシリーズからクリエイターを務めるカート・サッターだが、撮り直しのための脚本に注力することが明らかになった。その代りに、人気ドラマ『GRIMM/グリム』や『CSI:ニューヨーク』などを手掛けたノルベルト・バーバが監督と製作総指揮として参加する。

今回のスピンオフ『Mayans MC(原題)』で焦点が当てられるのはメキシコ系クラブの"マヤンズ"で、メキシコ国境近くのカリフォルニアの支部メンバー候補であるEZ・レイズが中心となるよう。EZは地元のカルテルに対し復讐心を抱いており、彼の葛藤や彼の人生に登場する女性たちの物語が描かれる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『サンズ・オブ・アナーキー』
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