第七章の放送が間近に迫っている大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。本作において、オベリン・マーテルの娘で、鞭の使い手でもあるナイメリア・サンドを演じるジェシカ・ヘンウィックは、ナイメリアの存在が第七章ではもう少しで抹消されるところだったと話している。米Entertainment Weeklyが伝えた。
『Marvel アイアン・フィスト』で女戦士コリーン・ウィン、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではレジスタンスのパイロットを演じるなど、女優として躍進を続けているジェシカ。昨年、『ゲーム・オブ・スローンズ』第七章の撮影に呼ばれた時には、日程の調整がなかなかつかなかったそうで、「6~7カ月にわたって『アイアン・フィスト』の撮影が続いて、時間が取れなかったの」と話している。
「『ゲーム・オブ・スローンズ』は、俳優の経歴で持つ意味や世間の注目度、それに体験するものがとても大きかったから、ぜひ復帰したかった。プロデューサーからも"君が戻ってくるのはとても大事。でないと君の演じる役は消えてしまう"と言われたし」と、当時を振り返るジェシカ。
そのため、『アイアン・フィスト』の制作元であるマーベルに掛け合い、どうにか時間を空けさせてもらったという。「『アイアン・フィスト』の撮影時は、(撮影地の)ニューヨークとベルファストを、文字通り行ったり来たりしていた。クリスマス休暇の間もね」とジェシカは話している。このように、両作品の撮影をこなす多忙な日程を乗り切った結果、ナイメリアは第七章でも登場を果たすことができたということだ。
なおジェシカによれば、第七章はこれまで以上に急ピッチで物語が進行するとのこと。『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』(全7話)は、スターチャンネルにて7月17日(祝・月)より日本最速<日米完全同時放送>。また、加入者無料の「スターチャンネル オンデマンド」で日本最速配信となる。「スターチャンネル オンデマンド」では、新シーズンに先駆けて、これまでの全6章(60話)を配信中だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェシカ・ヘンウィック
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