1988年に公開された学園サスペンス映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』をベースに新たに製作されるブラックコメディドラマ『Heathers(原題)』。同作にセルマ・ブレア(『アメリカン・クライム・ストーリー』)が準レギュラーとして出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
オリジナル映画は主人公ベロニカ(ウィノナ・ライダー)とボーイフレンドのJD(クリスチャン・スレイター)を中心に、ハイスクール内でのいじめや暴力を描く青春ブラックコメディだったが、ドラマ版では舞台を現代に変更。基本設定を残したまま、シリーズごとに登場人物が異なるアンソロジー形式で、ヒロインと、人気はあるものの意地悪な女子グループの関係を描く。
セルマは女子グループの一人であるヘザーの継母ジェイド役で登場。82歳の夫の遺産を目当てに、彼が亡くなる時を待ち続けている女性のようだ。
他にドラマ版には主人公ベロニカ役のグレイス・ヴィクトリア・コックス(『アンダー・ザ・ドーム』)、JD役の新人俳優ジェームズ・スカリー(『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』)、意地悪な女子グループにメラニー・フィールド、ジャスミン・マシューズらが出演。また、オリジナル映画で女子グループの2代目リーダーを演じたシャナン・ドハティ(『ビバリーヒルズ高校/青春白書』)がゲスト出演することも決定している。
『Heathers』は全10話構成で、2018年に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:セルマ・ブレア
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