39歳の若さでこの世を去った『トゥルーブラッド』ネルサン・エリス、父親が声明を発表

ヴァンパイアと人間が共存する世界を描いた人気ドラマ『トゥルーブラッド』のラファイエット役で知られるネルサン・エリスが7月8日(土)、心不全の合併症のため亡くなったことは先日お伝えしたが、このほどネルサンの父親が代理人を通して声明を発表し、彼がドラッグやアルコールの依存症に苦しんでいたことを明らかにした。

ネルサンの父の声明は以下の通り。(代理人が発表)

「ネルサンは何年間も薬物やアルコールの乱用に苦しんでいたのです。リハビリの後、自らの力でアルコールから抜け出そうとしていました。彼の父によると、アルコールを断っていた間、血液感染にかかり、腎臓が機能しなくなり、肝臓が腫れ、血圧が下がり、彼が長年付き合ってきた心臓はどうにもならなくなってしまったようです。

ウッドハル病院に入院して4日目。つまり7月8日(土)の朝、亡くなりました。ネルサンは優しく、寛大で、親切な心の持ち主でした。彼は父であり、息子であり、孫であり、兄弟であり、甥であり、彼と知り合えた幸運な人たちにとって素晴らしい友人でした。ネルサンは彼の中毒症状を恥ずかしく思い、それを話すことについては消極的でした。しかし彼の家族は、ネルサンが自分の人生を教訓として他の誰かを助けることに役立てられることを望むだろう考えています」

39歳というあまりにも早い彼の訃報に、共演者や関係者から多くの追悼メッセージが寄せられている。『トゥルーブラッド』の放送局だった米HBOは、「ネルサンの逝去を聞いて非常に悲しく思っています。ネルサンは長年HBOファミリーのメンバーで、ラファイエット役の時の独創的な演技は『トゥルーブラッド』の遺産として愛をこめて記憶されます。彼のファンとHBOの私たち全員が、彼を恋しく思うことでしょう」と今は亡き彼を偲んだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『トゥルーブラッド』より、ネルサン・エリス
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