『ビッグバン★セオリー』ジム・パーソンズ、子ども時代のシェルドンを演じる子役に止めてほしいこととは?

大人気オタクコメディ『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のスピンオフとして、子ども時代のシェルドンの姿を描く『Young Sheldon(原題)』の製作が進んでいることはこれまでお伝えしてきた通り。本作に製作総指揮として参加している本家シェルドン役のジム・パーソンズは、難アリな同役を演じるイアン・アーミテイジにあるアドバイスを送っているようだ。

8月1日(火)にTV批評家協会(TCA)の夏のプレスツアーに参加したジムは、シェルドンの子ども時代を演じるイアンに対し、同役の"特異性"について指針を示していることを記者たちに語った。

「シェルドンのようなキャラクターを演じるにおいて最も難しいことの一つは、イアンが周りの人間に共感し、みんなが求めることにちゃんと答える、とても良い応答者だということ。本来ならばそれは俳優として大変素晴らしいことだが、あの変わったキャラクターを演じるにはそういった面を表に出さないようにしなければいけないんだ」ジムは9歳のイアンに対して、「君は他の人たちのことを理解しない。自分(シェルドン)が言ったことは失礼なことだと分からないんだ」と説明したという。さらには「彼はとても直感的だから、このキャラクターを演じたがために"ぶっ飛ぶ"ことが習慣になるかもしれないね」とコメントを残した。

視聴率ナンバーワンコメディのスピンオフとしてすでに視聴者からの注目も熱いが、『ビッグバン★セオリー』と『Young Sheldon』のクリエイターであるチャック・ロリーは、これまで扱ってきたマルチカメラスタイルを捨て、シングルカメラスタイルでの撮影となるため「参っているよ」と、本音を打ち明けていた。

新シリーズ『Young Sheldon』は米CBSにて9月25日(月)より放送開始。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジム・パーソンズ
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