『宇宙家族ジェットソン』実写版パイロットが制作決定、製作総指揮はロバート・ゼメキス

アメリカではシーズン1が1962年から1963年まで、シーズン2、3が1985年と1987年に放送された人気TVアニメ『宇宙家族ジェットソン』。その実写版のパイロットが米ABCにおいて制作されることが決まった。米Deadlineなどが報じている。

ハンナ・バーベラ・プロダクション制作による『宇宙家族ジェットソン』は、2062年の未来を舞台に、ジェットソン家(ジョージ、ジェーン、ジュディ、エルロイ)と飼い犬のアストロ、ロボットのロジーの活躍を描いた作品(日本では『宇宙家族』というタイトルでNHKにて吹替版が放送された)。今年の6月末から企画が浮上していた今回の実写版はシットコム形式となり、100年後の未来を舞台に、全米で愛されたジェットソン一家を、現代的なフィルターを通して描くということだ。

製作総指揮者は、ロバート・ゼメキス(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ザ・ウォーク』)と、ジャック・ラプケ(『ザ・ウォーク』)。また、『ふたりは友達? ウィル&グレイス』や『ファミリー・ガイ』など、実写やアニメのコメディを手掛けたゲイリー・ジャネッティが、脚本・製作総指揮を担当する。

なお、今回パイロット制作が決まった実写版のほかに、同シリーズのアニメ映画の企画も6月に具体化しており、こちらはアニメ映画『ソーセージ・パーティー』の監督の一人であるコンラッド・ヴァーノンによって進められている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ロバート・ゼメキス
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