【ネタばれ】『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章はどうなる?キット・ハリントンが語る

世界で大ヒット中の大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)。本作でジョン・スノウを演じるキット・ハリントンは、米Deadlineのインタビューで、先日放送が終わった第七章と10月に撮影が始まる最終章について話している。

(以下は、『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』最終話のネタばれを含みますのでご注意ください)

番組史上最高の視聴成績を収めた第七章の最終話「竜と狼」を「『GOT』で最高のエピソードの一つ」と評するキット。彼が一番気に入っているシーンは、デナーリスとサーセイの両勢力がドラゴンピットに集まり、休戦交渉をするところだそうだ。

「演じる側にとっては本当に奇妙なことなんだけど、あのシーンでようやく主要な面々が一堂に会したんだ。登場人物たちはお互いのことを噂には聞いていたかもしれないけれど、一度も顔を合わせたことがない。僕が演じるジョンは、物語の冒頭でたしかにサーセイに会ってはいる。でも、サーセイが今どうしていて、どんな風に人に接するのかは知らない。あのシーンは、エピソードだけでなく作品全体にとって大きな出来事だった」と、キットは振り返っている。

また、シオン・グレイジョイ役のアルフィー・アレンと共演した、ドラゴンストーン城の王座の間のシーンもお気に入りだとか。「アルフィーの演じ方が好きだし、第七章でシオンがたどった旅路も気に入っている。第一章でやり取りをしていた二人が、その後それぞれたどった道のりを考えると、本当に面白く演技ができたと思う」と話すキット。

さて、いよいよ次の章は最終章。「本格的な戦闘で終わるべきだ」というのがキットの意見だ。「たくさんの戦いが待っているだろう。とことんやり通して、毎日へとへとになるのを楽しむことにするよ」と、キットは今から撮影に向けて心の準備をしている。さらに、「登場人物は残りわずかになってしまったから、次の章では主要な人物があっという間に死んでしまうかもしれない。心構えはしておくべきだね。大虐殺が待ち受けていると思う」と、彼の警告は穏やかではない。

第七章はこれまで以上に物語のテンポが速く密度の濃い展開となり、ドラゴンたちも大暴れした。「(視聴者には)この新しいペースに慣れてもらって、最終章に待ち受ける壮大な終幕を楽しみにしてほしい」と、キットは期待を盛り上げている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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