『マイティ・ソー バトルロイヤル』クリス・ヘムズワースがハルクの出演を直談判!

マーベル・スタジオ最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』が、11月3日(金・祝)に 日米同日公開を迎える。本作は来年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へ繋がる重要な作品として注目度が高まっている。

本作でまさに夢の共演を果たしたソー(クリス・ヘムズワース)とハルク(マーク・ラファロ)だが、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』以降、二人はそのほかのアベンジャーズメンバーと関わることが無く、多くのキャラクターが出演した『シビル・ウォー/キャプテンアメリカ』にも登場しなかった。

クリスは、『シビル・ウォー』に出られないとわかった当時について「『エイジ・オブ・ウルトロン』のプレスツアーの時に、いろんな人が『シビル・ウォー』について話しているのを聞いて、「シビル・ウォー? 何? 何?」という感じだった」と語っている。さらに、「ロバート・ダウニー・Jrとクリス・エヴァンスがそれについて話しているところを僕が目撃してさ。その後、ケヴィン・ファイギが「みんな、準備してくれよ!」と出演するキャラクターたちの名前を呼んだ。僕はそれを小耳に挟んで「この映画は何なの?」って。彼らは「君は今回出てこない。でも心配しないで」と言ったんだ。「どういうこと!!??」って感じだったよ(笑)」

完全にカヤの外になってしまったクリスは、自分と同じ境遇の人物、ハルク役のマークを見つける。「マークに聞いたら、彼も出ないって。「何?」ってなったよ。それで、「ケヴィン。マークは僕の映画に出るべきだ」と言ったんだ(笑)。僕たちは、僕たちだけの作品をもつべきだってね。それで「誰が僕の映画に出るの?」と聞きつづけていた。『シビル・ウォー』みたいな大きなキャストが必要だよってね」本作でのソーとハルクの共演はクリスの直談判によるものだったようだ。

そんなソーが本作で結成するチームが"リベンジャーズ"だ。最強の敵である死の女神・ヘラ(ケイト・ブランシェット)に"リベンジ"するために、アベンジャーズ最強の助っ人ハルク、大酒のみの訳あり女戦士ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)、そして弟で宇宙一の裏切り王子ことロキ(トム・ヒドルストン)の3人を引き連れ、故郷アスガルドへ向かう。決して交わることのなかったメンバーがアスガルドの危機に立ち向かう!クリスが語っていた"『シビル・ウォー』を超えるようなキャスト"が見事に終結した本作にぜひ注目して欲しい。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日(金・祝)日米同時公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『マイティ・ソー バトルロイヤル』
©Marvel Studios 2017