米アップル、スピルバーグ監督『世にも不思議なアメージング・ストーリー』リブート版を製作

巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が手掛け、1980年代に放送されたオムニバスドラマ『世にも不思議なアメージング・ストーリー』。本作のリブート版を米アップルが製作することがわかった。米Hollywood Reporterが報じている。

リブート版は全10話構成で、本作の権利を所有していた米NBCUniversalとのパートナー契約により、アップルが製作するに至ったという。『ハンニバル』や『アメリカン・ゴッズ』、『スター・トレック:ディスカバリー』といった話題作を手がけてきたブライアン・フラーが脚本を担当する。

アップルは、NetflixやHuluのような動画配信サービスの参入により激化しているTV界の競争に参入すべく、今年6月にソニー・テレビジョンからザック・ヴァン・アンバーグとジェイミー・エーリクトを引き抜いていた。

関係者からの情報では、アップルは『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ブレイキング・バッド』、『ザ・クラウン』のような壮大でスマート、かつ派手な作品の制作を目指しているという。

NBCエンターテイメントのジェニファー・ソルク社長は、「仲間のアンバーグとエーリクトと彼らの新境地であるアップルで再会できたことは素晴らしいことだと思います」と、二人との製作を喜び、「私たちはアップルのオリジナル番組制作の最前線にいて、スピルバーグが愛した『世にも不思議なアメージング・ストーリー』を才能あるブライアン・フラー、そして魅力的なパートナーたちと共に製作できる機会より素晴らしいことなんて考えられません」と、声明で語っている。(海外ドラマNAVI)

Photo:スティーヴン・スピルバーグ監督
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