『ローガン・ラッキー』アダム・ドライヴァー、寡黙なバーテンダーを熱演!

『オーシャンズ11』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督が手掛ける最新作『ローガン・ラッキー』が11月18日(土)より全国公開となる。チャニング・テイタムをはじめ、ダニエル・クレイグ、ライリー・キーオなど豪華キャスト陣が名を連ねる本作で、どこかミステリアスな雰囲気を漂わせながらも独特な存在感を光らせているのが、人気急上昇中のアダム・ドライヴァーだ。

アダムといえば、ニューヨークを舞台に女子4人組の生活を赤裸々に描いたドラマ『GIRLS/ガールズ』で注目を浴び、日本でも多くの海外ドラマファンを虜に。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではダース・ベイダーを受け継ぐ新たな悪役、カイロ・レンを熱演し大ブレイク! その後も『沈黙 -サイレンス-』で若き宣教師を、さらに『パターソン』では妻と愛犬を愛す詩人役を熱演。大小問わず様々な作品で幅広い役どころを演じ分け、ファンのみならず多くの巨匠からも愛される実力派俳優へ着実に成長を遂げている。

そんなアダムが本作で演じるのは、戦争で片腕を失った元軍人で冴えないバーテンダーのクライド。言葉数少なく、いつもどこかムスッとした表情を浮かべているクライドだが、時には自分の身を挺して作戦に力を貸すような場面も見られ、兄に絶大な信頼を寄せている、という役どころだ。『GIRLS』や『パターソン』で見せたちょっぴりキュートな笑顔を封印し、本作では常に真顔で何を考えているのか分からないような、少々"ミステリアス"な雰囲気を醸し出している。そんなクライドについてアダムは「彼は"ローガン家"の考える人だよ。彼は昔から兄のジミーを崇拝しているけれど、家族の世話をするのは自分だと思っているんじゃないかな」と分析している。

また、本作の舞台となったのは、米ウエストバージニア州の田舎町。アダムが演じるにあたり特にこだわっていたというのが、クライドの話し方だったとソダーバーグ監督は語っており、「スタッフの中にはウエストバージニアで育った人たちもいたけれど、アダムが話すのを聞いてみんなびっくりしていたよ」と、地元の訛りを完全にマスターしたアダムを大絶賛! さらに"片腕を失ったバーテンダー"という設定もあり、右腕だけでマティーニを作るというとんでもない技の訓練にも励んだという。その腕前にも必見となりそうな予感!

一攫千金×一発逆転! 運もツキもないド素人の強盗団が仕掛ける、痛快クライム・エンタテインメント『ローガン・ラッキー』は、11月18日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ローガン・ラッキー』
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