エレン・ペイジ、元マイケミのジェラルド・ウェイ原作のNetflixドラマで主演に

『JUNO/ジュノ』『インセプション』『X-MEN:フューチャー&パスト』、そして日本では12月22日(金)に公開される『フラットライナーズ』に出演したエレン・ペイジが、コミックを原作にNetflixで配信される実写ドラマシリーズ『The Umbrella Academy(原題)』において主要な役を演じることを、米Deadlineなど複数メディアが報じた。

本作の原作コミック「アンブレラ・アカデミー」は、2013年に解散したロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスでボーカルを務めたジェラルド・ウェイがストーリーを担当した作品。主人公は、機能不全の家族を構成するスーパーヒーローたちで、ばらばらの個性と能力から不協和音を奏でつつも、協力して養父の死の謎を解き明かすというストーリー。このコミックは米コミック界で権威のあるアイズナー賞を受賞し、日本では「アンブレラ・アカデミー ~組曲『黙示録』~」(小学館集英社プロダクション)として翻訳されている。

エレンが本作で演じるのは、スーパーヒーローの子どもたちの中で、唯一超能力を持たない、はみ出し者のヴァニア(Vanya)。おとなしく自信のない性格で、自分の居場所を探そうともがき苦しむ設定になっている。

このドラマシリーズのショーランナーを務めるのは、『FARGO/ファーゴ』『プライベート・プラクティス』に携わったスティーヴ・ブラックマン。パイロットの脚本は、ジェレミー・スレイター(『エクソシスト』『Death Note/デスノート』)が執筆する。原作者のウェイも、共同製作総指揮として本作に参加している。

「アンブレラ・アカデミー」ドラマシリーズは、米Netflix にて2018年に配信予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:エレン・ペイジ
(C)Steve Bisgrove/FAMOUS