『ゴシップガール』エド・ウェストウィック、性的暴行疑惑で出演ドラマが放送延期に

ニューヨークを舞台にした人気ドラマ『ゴシップガール』のチャック役で注目されたエド・ウェストウィックに性的暴行疑惑が浮上したことを受けて、彼が出演するドラマ作品が放送延期されたことが明らかとなった。米Varietyが伝えている。

今月6日(月)、ドラマ『Ladies Like Us(原題)』などに出演している女優クリスティーナ・コーエンが、自身のFacebookページに、エドから3年前に性的暴行を受けたと投稿。その後、続けて元女優のオーレリー・ウィンという女性も、2014年にエドから同様の被害を受けたとFacebookで訴える事態となっている。

この件を受けて、英BBCはエドが出演する2作品の放送と撮影を、真相が明らかになるまで延期することを決定。撮影中だったエド主演のコメディドラマ『ホワイトゴールド』が製作ストップとなり、アガサ・クリスティの推理小説「無実はさいなむ」をドラマ化した3話構成の作品の放送が延期されることになった。

クリスティーナはロサンゼルス警察署に被害届を提出し、署が事情を調査している模様。エドはInstagramで、「この女性と面識はない。どんな状況においても女性に無理強いしたことなどないし、今までレイプ行為に及んだこともない」と相手の主張を完全否定している。

エドは、『ゴシップガール』放送終了後、米ABCのサスペンスドラマ『Wicked City(原題)』で主役の連続殺人鬼を演じたが、同作はシーズン1でキャンセルに。最近では映画『スナッチ』をドラマ化した米Crackleのシリーズにも出演していた。(海外ドラマNAVI)

Photo:エド・ウェストウィック (C)JHMH/FAMOUS