『ストレンジャー・シングス』のキッズたち、40代になった2017年の動向は?

先日より新シーズンの配信が始まったNetflixのSFミステリードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で、平穏だった町で次々と巻き起こる不可解な事件に果敢に挑んでいるのはまだまだ幼い少年たち。舞台設定は1980年代のインディアナ州だが、彼らが2017年現在に生きているとすれば一体どんな大人になっているのだろうか?という記事を英Digital Spyが報じている。

これは、musicMagpieがイレブン、マイク、ウィル、ルーカス、ダスティン、バーバラの6人を分析し、将来のキャリアや彼らの趣味を考慮してそれぞれの大人バージョンのイラストを制作したというもの(※バーバラは生きて帰ってきたと仮定)。個性際立つ6人はどんな40代に成長しているのだろうか。

■ウィル・バイヤーズ(46歳)
職業:プロジェクト・マネージャー
趣味:バンドの練習、政治運動
アップサイド・ダウン(裏側の世界)から生き帰ったウィル。恐ろしい試練を乗り越えて46歳になった彼はプロジェクト・マネージャーという立派な職に就いているようだが、本人は「実際はとても簡単な仕事だよ」と説明している。1990年代にギターと出会ってグランジに夢中になったようで、「デモゴルゴン」という名前のグランジロックバンドを組んでいる。

■イレブン(46歳)
仕事:ファンドレイジング(NPOの資金調達)
趣味:ヴィーガン(絶対菜食主義者)用のお菓子作り、タロットカード占い
本作のキーパーソン、イレブンは施設に監禁され実験台にされるという過酷な幼少期を見事克服。10代の頃は難しい時期を過ごしていたようだが(一時は荒れていた模様)、現在は心を開いて感情を見せられるようになり、念力を使ってアボカドの種を取っているのだとか。また、町の動物を救うことに一身を捧げている。

■マイク・ウィーラー(46歳)
職業:イベントプランナー
趣味:アマチュア演劇、数独
想像力豊かで繊細なマイクは、グループのムードメーカーであり、根っからのリーダータイプ。そんな彼はインディアナ州一番のイベントプランナーとして活躍しているようだ。プライベートでは、ダンジョンズ&ドラゴンズ(ロールプレイングゲーム)のフォーラムの運営を行い、さらに地元ホーキンスでアマチュア劇団を率いて、最近では『裏側の世界での一日』というタイトルのミュージカル劇を行ったそう。

■ダスティン・ヘンダーソン(46歳)
職業:教師
趣味:パーティを開くこと、メンタリング
学生時代は学級委員も務めていた人気者のダスティンは教師として母校に戻ったが、その前にはスタンドアップコメディに挑戦していた時もあるという。相変わらず一風変わっていてどこかまぬけなダスティンだが、グループのみんなに対しては今でも情熱を注いでおり、ルーカスの仕事の愚痴を聞き、ウィルの音楽を好み、マイクの演劇に関してはそれが月並みだとしてもポジティブに評価している。

■ルーカス・シンクレア(46歳)
職業:会計士
趣味:コンピューターの組み立て、DIY
懸命だが疑い深いルーカスは、グループの中では慎重派で常に地に足をつけ、目の前のものからこなしていくタイプ。行方不明になったウィルを探す時には特に慎重だった。突然現れたイレブンに対しても冷たい態度を取っており、それは成長しても変わることはなかったが、会計士としては立派に活躍している。お酒は好きではないようで、グループでの飲み会に参加しても最初に帰宅する。

■バーバラ・ホランド(51歳)
職業:調査報道ジャーナリスト
趣味:友達と買い物、読書クラブ
ウィル同様、裏側の世界からなんとか生きて帰ってきたバーブは、ホーキンス研究所で行われている不穏な活動について、正義を貫く姿勢を見せた。調査報道のジャーナリストとして全国を渡り歩き、7冊の本を出版している。

実際はまだまだ子どもな彼らが活躍する『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、Netflixにてシーズン1〜2が配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ストレンジャー・シングス 未知の世界』