映画『ダンケルク』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などの話題作に出演し、『レヴェナント:蘇えりし者』の演技でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたトム・ハーディ。ドラマシリーズ『TABOO』でタッグを組んだトムとリドリー・スコット監督が、英BBC Oneで『クリスマス・キャロル』を製作することが分かった。米Wrapが報じている。
本作は、英国の文豪チャールズ・ディケンズによる同名小説を下敷きとしたシリーズとなり、守銭奴のスクルージがクリスマスイブに超常的な体験をし、過去・現在・未来を旅した結果、改心する...というストーリー。これまでに何度も映画化されている本作は舞台やアニメ作品としても甦り、世代を問わず愛されてきた作品だ。
トムのプロダクション会社、Hardy Son & Bakerとスコット監督のScott Free London社がコラボするバージョンで、脚色を手掛けるのはスティーヴン・ナイト。彼は、『TABOO』でも企画・製作総指揮に名を連ね、トムが出演するドラマシリーズ『ピーキー・ブラインダーズ』でもクリエイターを務めている人物だ。複数のヒットシリーズを生み出したチームが製作するだけに、新『クリスマス・キャロル』にも期待が持てそうだ。
現時点で、プロデューサーを務めるトムがアンソロジースタイルとなる『クリスマス・キャロル』に俳優として出演するのか、何話構成のシリーズになるかなどの詳細は不明。
トムとスコット監督が手掛ける『クリスマス・キャロル』は、2019年にBBC Oneにて放送スタートを予定している。(海外ドラマNAVI)
Photo:
リドリー・スコット © JMVM/FAMOUS
トム・ハーディ © NYPW/FAMOUS