11月末に英国王室のハリー王子と『SUITS/スーツ』のレイチェル役で知られるメーガン・マークルが婚約を発表したことはご存知の通り。『SUITS』の共演者たちをはじめ、世界中から二人へ祝福が送られたが。エリザベス女王の素顔に迫るNetflixオリジナルシリーズ『ザ・クラウン』でフィリップ王配を演じるマット・スミスは違う視点から二人の婚約を見ていたようだ。豪Pedestrianが伝えた。
最近、マットは主演のクレア・フォイと共にVanity Fairのイベントに出席。そこでメーガンの婚約について「彼女を気の毒に思うよ。人生において分岐点となり、彼女が引き受けるものは非常に大きい。彼女が知っていた"人生"はもう戻ってこないんだ。でも、彼女は英国の王子と結婚するんだよ! 彼女にとってはかなりワクワクすることだろうね」とロイヤルファミリーに加わるメーガンを気遣った。
マットが演じるフィリップ王配は、元はギリシャおよびデンマーク、ノルウェーの王族の家系出身で、英国海軍に入隊してエリザベス女王と出会ったという過去を持つ。彼女と結婚するにあたり公爵の爵位を授与され、エリザベスの女王即位と同時に海軍を除隊し、女王と共に公務に専念することになったが、王室に馴染むことは容易ではなかったようだ。
メーガンもすでに『SUITS』を降板しており、撮影のために長年暮らしていたカナダを離れてハリー王子と一緒に暮らし始めており、今後はロイヤルファミリーとしての公務に参加するために勉強に励むという。ハリー王子は王位継承順位が低いため、メーガンはフィリップ王配ほどのプレッシャーを背負うことはないだろうが、作品の中で王室入りしたマットには彼女の姿が重なって見えたのかもしれない...。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ザ・クラウン』マット・スミス
© Robert Viglasky / Netflix