『リトル・ミス・サンシャイン』と『サンシャイン・クリーニング』のチームが再び集結し製作した『アバウト・レイ 16歳の決断』が2月3日(土)より公開となる。『マレフィセント』のエル・ファニング、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』のナオミ・ワッツ、『グリフィン家のウエディングノート』のスーザン・サランドンと実力派が揃う本作で祖母ドリーの彼女フランシス役を、海外ドラマでも活躍しているリンダ・エモンドが演じる。
16歳になり、身も心も男の子として生きたいと決断した主人公・レイ(エル)。医者から受け取ったホルモン治療についての見慣れない資料に呆然とするシングルマザーのマギー(ナオミ)は、「突然、息子を育てることになるなんて...」と動揺を隠せない。共に暮らすレズビアンのおばあちゃんのドリー(スーザン)もレイのカミングアウトをイマイチ理解ができないでいる。一方、髪を短く切り、身体を鍛え、少しずつ"本当の自分"に近づいていくことで生き生きしてくるレイ。そんな姿を見てマギーは意を決して、治療の同意書のサインをもらうために、何年も会っていない別れた夫に会いに行くのだが、そこでまさかの"家族の秘密"が明らかに―。
主人公レイの祖母ドリーと絶妙なコンビネーションで本作に笑いのスパイスを加えるフランシスを好演しているリンダは、大ヒットドラマ『ゴシップガール』では主人公たちが通う高校の校長を、『グッド・ワイフ』では厳格なレオラ・クーン判事を演じた。そのほかにも『LAW & ORDER ロー&オーダー』やスピンオフの『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』などで長年活躍。映画では、メリル・ストリープ主演の『ジュリー&ジュリア』や『オールド・ボーイ』といった作品への出演で知られている。
本作でドリーの彼女として、レイたちと同棲するフランシス。ドリーとの軽快なやり取りや、少し空気を読めていない発言でユーモアを添え、家族ではない、第3者の立ち位置から歯に衣着せぬ発言をすることで、3世代の家族の物語にアクセントを加える存在に。校長先生や判事など固い役が多い彼女がユーモアな役を演じ、演技力の幅が伺える本作は、海外ドラマファン必見の一作だ。
『アバウト・レイ 16歳の決断』は2月3日(土)、新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アバウト・レイ 16歳の決断』
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