『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』クリストファー・メローニ主演ドラマがシーズン2へ更新

現在、シーズン19が放送中の大ヒット・ロングラン・犯罪法廷ドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』。同作でシーズン1からシーズン12までエリオット・ステイブラーを演じていたクリストファー・メローニ(『トゥルー・ブラッド』『リベンジ・リスト』)が主演する新作ドラマが、シーズン2へ更新されることが明らかになった。

このドラマは、グラント・モリソン&ダリック・ロバートソン作のグラフィック・ノベルを原作とする米Syfyの『Happy!(原題)』。共同脚本と監督を担当するのは、ブライアン・テイラー(『アドレナリン』)で、パトリック・マクマナス(『マルコ・ポーロ:百の眼』)がショーランナーを務める。

クリストファー演じる主人公ニック・サックスは、かつては名刑事だったものの全てを失い、今はキャンブルと酒に溺れて殺し屋を引き受けている。しかし、ある仕事で失敗して死にかけたことを機に、彼だけに見える「ハッピー」という名の翼を生やした青い馬が現れ、殺しとセックスと裏切りに満ちたニックの世界は一変することになるのだが...。

青い馬「ハッピー」の声は、パットン・オズワルト(『エージェント・オブ・シールド』)が担当している。米NBCユニバーサルの代表クリス・マッカンバーは更新について、以下のようにコメントを発表した。

「本作は、視聴者と強く結びついた作品で、そのユニークな物語とクリストファーによる素晴らしい演技で、従来のテレビの世界を見事に崩壊させてくれました。もしシーズン1がクレイジーだと思うファンがいるようでしたら、次のシーズンを早く見ていただきたいです。モリソンと、テイラー率いるスタットやキャスト全員が、ニック・サックスとハッピーをどう描くか楽しみにしていてください」

昨年10月に開催されたニューヨーク・コミコンでテイラーは、本物語のキーとなる「ハッピー」の声を演ずるパットンの、"邪悪さとユーモアの説妙なさじ加減"を絶賛していた。ニックを取り巻くダークな環境設定に対比する「ハッピー」の非現実感のアンバランスさと、アクション満載でテンポの良いストーリー展開が本作品の魅力となっているようだ。

『Happy!』は米Syfyにて毎週水曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:クリストファー・メローニ
(C)Phil Roach/FAMOUS