『ドクター・フー』ミシェル・ゴメス、『サブリナ』リブート版に出演

アメコミ出版社の米アーチー・コミックスが所有するキャラクター、サブリナを主人公に、1時間枠のホラードラマ企画が進行していることは以前お伝えした通りだが、英国の国民的人気番組『ドクター・フー』で悪役ミッシーを演じたミシェル・ゴメスが出演することが明らかになった。英Digital Spyが報じている。

新しいサブリナは、半分人間半分魔女の力を持った高校生で、バクスター高校に通いながら普通の高校生活を送ろうとするも、魔女としてのダークな教育も受けることになることに。賢明で思いやりがあり、無謀と言っていいほど勇敢なサブリナは、世界を脅かすダークサイドと、人間との間に立つことになるようだ。

米The Hollywood Reporterによれば、ミシェルが演じるのはサブリナが通うバクスター高校の教師メアリー・ウォーデル。サブリナのお気に入りの先生だが、ダークサイドの唱導者に心酔し、サブリナの力を悪の世界に利用させようとする役どころだ。『ドクター・フー』のミッシー役が好きだった人には楽しみな配役かもしれない。主人公のサブリナ役には『MAD MEN マッドメン』のサリー・ドレイパー役で知られるキーナン・シプカが抜擢されている。

昨年、『ドクター・フー』から主演のピーター・キャパルディ、製作総指揮のスティーヴン・モファットらとともに降板することを決めた時、ミシェルはDigital Spyに対し、「私の仲間たちはみんなここを去るわ! スティーヴンは私のために素晴らしい脚本を書いてくれる。まるで私の声が彼の頭の中に響いているみたいよ。どうなるかわからないけど、前進していくはず」とコメント。彼らなしでこれ以上続けることはできず、自分はピーターの時代の一部なのだと語っていた。

また、サブリナの従兄弟アンブローズ・スペルマン役でチャンス・パルデモ(『もう一人のバーナビー警部』)が出演することも分かった。アンブローズはパンセクシャル(全性愛者)で、いつもサブリナの仲間に加わろうとするようだ。

リブート版『サブリナ』はNetflixにて今年後半に配信予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ミシェル・ゴメス
(C)FAMOUS