Netflixの大人気シリーズ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』でヴィンスを演じたジョン・マガロが、同サービスの新作ドラマ『The Umbrella Academy(原題)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じた。
本作の原作コミック「アンブレラ・アカデミー」は、2013年に解散したロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスでボーカルを務めたジェラルド・ウェイがストーリーを担当した作品。主人公は、機能不全の家族を構成するスーパーヒーローたちで、ばらばらの個性と能力から不協和音を奏でつつも、協力して養父の死の謎を解き明かすというストーリー。このコミックは米コミック界で権威のあるアイズナー賞を受賞し、日本では「アンブレラ・アカデミー ~組曲『黙示録』~」(小学館集英社プロダクション)として翻訳されている。
スーパーヒーロー家族「アンブレラ・アカデミー」のメンバーとして、ルーサー役のトム・ホッパー(『Black Sails/ブラック・セイルズ』)、ディエゴ役のデヴィッド・カスタネダ(『ブラインドスポット タトゥーの女』)、アリソン役のエミー・レイバー=ランプマン、ヴァニア役のエレン・ペイジ(『JUNO/ジュノ』)、クラウス役のロバート・シーアン(『シャドウハンター』)、ナンバー・ファイブ役のエイダン・ギャラガーらが出演する。
ジョンが演じるのは、ヴァニアから音楽のレッスンを受け始める一般人のレオナルド・ピーボディ。これまでは"壁の花"だったヴァニアにとって特別な存在となり、彼女が今まで持つことができなかった自信を与えてくれる役どころ。彼らのラブストーリーはこのドラマにとって大きなストーリー軸の一つになるようだ。
ショーランナーはスティーヴ・ブラックマン(『FARGO/ファーゴ』、『プライベート・プラクティス』)。スコット・ステューバー(『47RONIN』)、マイク・リチャードソン(『ターザン:REBORN』)、キース・ゴールドバーグ(『セブンティーン・アゲイン』)らが製作総指揮を務める。また原作のウェイも共同製作総指揮として参加する。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジョン・マガロ
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