『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたケイシー・アフレックが主演し、兄で俳優のベン・アフレックがメガホンを取った映画『ゴーン・ベイビー・ゴーン』。そのドラマ版が製作されるとのニュースは当サイトでもお伝えしたが、人気サスペンスホラードラマ『オリジナルズ』に主演したジョセフ・モーガンが主役の一人を演じることが明らかとなった。
映画版は、デニス・レヘインの小説「私立探偵パトリック&アンジー」シリーズの4作目にあたる「愛しき者はすべて去りゆく」を映像化した社会派ミステリーサスペンス。ボストンのドーチェスターを舞台に、少女誘拐事件の捜査を手伝うことになった私立探偵のパトリックとアンジーが、事件の背後に潜む現代アメリカ社会の深い闇に直面し、苦悩と葛藤を抱えていく様が描かれる。
米FOXが製作するタイトル未定のパイロット版でジョセフはパトリック役を演じ、相棒となるアンジー役は現時点では未定。映画版ではケイシーがパトリックに扮し、宗教をテーマにしたHuluのドラマ『THE PATH/ザ・パス』に出演するミシェル・モナハンがアンジーを演じていた。
海賊アドベンチャードラマ『Black Sails/ブラック・セイルズ』でクリエイターを務めたロバート・レヴィーンがドラマ版の製作総指揮&脚本を手掛け、原作者のレヘインも共同製作総指揮に名を連ねている。
イギリス出身のジョセフは、『オリジナルズ』の本家となる『ヴァンパイア・ダイアリーズ』でもクラウス役を演じ、『オリジナルズ』は、米CWにて4月より放送スタートするシーズン5をもって幕閉じすることが決定。その他には、映画『インモータルズ -神々の戦い-』『ミスター・ロンリー 』、『アレキサンダー』など映画作品にも多数出演している。(海外ドラマNAVI)
Photo:『オリジナルズ』
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