大人気のリーガルドラマ『SUITS/スーツ』で主人公ハーヴィー(ガブリエル・マクト)が珍しく頭が上がらない相手である上司ジェシカ・ピアソン(ジーナ・トーレス)を中心にしたスピンオフドラマが製作予定であると、当サイトでお伝えしたのは昨年2月。それから1年以上経った今、ようやくその続報が届き、放送局の米USAがシリーズ製作を発表している。米Varietyなどが報じた。
オリジナルシリーズのクリエイターであるアーロン・コーシュが、タイトル未定のスピンオフでは製作総指揮と脚本を担当。ダグ・リーマンとデヴィッド・バーティスが本家に続いて製作総指揮を手掛け、主演のジーナもそこに名を連ねる。
同作を製作する米NBC Universalのエンターテイメント・ネットワーク部門の最高責任者であるクリス・マクカンバーは、「ジーナが演じるジェシカ・ピアソンは、ドラマ史上最も強く、最も成功を収めたビジネスウーマンの一人で、ファンに多大な影響を与えてきました。そんなジェシカを待つ『SUITS』の新たな章を綴っていくのが楽しみで待ち切れません」と述べている。
なお、昨年8月の報道によれば、このスピンオフのパイロット版にあたるエピソードは、『SUITS』シーズン7の最終話。そして本作は弁護士ドラマではなく、シカゴでのジェシカの政治人生を描いたものになるという。本国アメリカで4月25日(水)に放送予定の本家のシーズンフィナーレは2時間の長さになるが、そのエピソードをもってマイク役のパトリック・J・アダムス、レイチェル役のメーガン・マークルが降板することも決まっている。さらに、来たるシーズン8では『グレイズ・アナトミー』のキャサリン・ハイグルが新レギュラーとして加わることも決定済だ。
シリーズ最大の転換期を迎える意味でも注目の『SUITS/スーツ』シーズン7は、日本ではWOWOWプライムにて4月1日(日)12:20から第1話を無料で先行放送。5月15日(火)より本放送がスタートする。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SUITS/スーツ』
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