『ER』ノア・ワイリー、夫を亡くした同性愛者役で新作ドラマに主演!

シカゴにあるカウンティー総合病院のER(緊急救命室)を舞台にドクターやナースの奮闘を描き、1994年から15年も続いた大ヒット名作メディカルドラマ『ER 緊急救命室』。同作のジョン・カーター役で一躍大スターの仲間入りをしたノア・ワイリーが、再びシカゴを舞台にした新作ドラマにカムバックすることが明らかになった。米Hollywood Reporterらが報じている。

米CBSが製作する『Red line(原題)』というタイトルのこの新作は、シカゴの白人警察が、黒人の医師を間違って射殺してしまうところから始まる。この事件に関わる三家族が、それぞれの視点でこの惨事を語っていく物語だ。ノアは白人警察に射殺されてしまった無実の黒人医師と結婚していた、熱心な高校教師、ダニエル・カルダー役で主演を務める。シングルファーザーとなったダニエルは、養子の娘、ジラを一人で育てることになる。

同作は、『スキャンダル 託された秘密』のエヴァ・デュヴァネイと『リバーデイル』のグレッグ・バータンティ、『レジェンド・オブ・トゥモロー』のサラ・シェクターが製作総指揮を務める。また『SUPERGIRL/スーパーガール』のケイトリン・パリッシュと『The View from Tall(原題)』のエリカ・ワイスが脚本を担当する。その他のキャストに白人警官役のノエル・フィッシャー(『シェイムレス』)、ジラ役のアライヤ・ロイヤル、そしてエマヤツィ・コーリナルディ(『ハンド・オブ・ゴッド』)、マイケル・パトリック・ソーントン(『プライベート・プラクティス』)らが決定している。

4シーズン続いたSFドラマ『フォーリング スカイズ』や、シーズン5への更新が未定のファンタジー冒険ドラマ『ライブラリアンズ』シリーズ、そして米Amazonオリジナルの『The Romanoffs(原題)』などの作品に出演しているノアだが、ネットワーク局でのドラマ出演は『ER 緊急救命室』以来となる。同作の詳細が入り次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:ノア・ワイリー
(C) FAM020/FAMOUS